ジャンボジェット機が一般道に着陸したら・・・

映画の世界では、小型の飛行機が空港まで行き着けず、やむなく一般道路に緊急着陸・・・といった場面が出てくることがあります。

たしかに、セスナ機などは、舗装していない農道や草地などで離着陸することができるように設計されており、パイロットも「不整地離陸」(ソフトフィールド・テイクオフ)や「不整地着陸」(ソフトフィールド・ランデイング)の訓練も行なっているため、普通の道路に着陸することは不可能ではありません。しかし、これが大型旅客機となれば、話は別です。

ジャンボ機(ボーイング747)の最大着陸重量は286t、通常でも200tを超える重さで着陸します。しかも着陸時の速度は時速約200~250km。砂利や土砂の上に、数cmの厚さのアスファルトを敷いただけの一般道路では、この衝撃にはとても耐えられません。

空港の滑走路では表面のアスファルトの厚さは約2~3mにもなります。このアスファルトを少し敷いてはローラーで固めるという作業を何回も繰り返すことで、強くて硬い滑走路がつくられるのです。滑走路と道路は「似て非なるもの」なのです。

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