滑走路の各エリアの名称とその役割とは?

ひと口に「滑走路」といっても、実は、いくつかのエリアに分かれています。

基本的にはメインとなる「滑走路」の他、「ショルダー」「過走帯(オーバーラン対策として滑走路に設置される地帯)」「着陸帯」の4エリアからなっており、それぞれに役割があります。

まずは「滑走路」、これは、飛行機が滑走する部分で、自動車が走行するためのアスファルト舗装に比べて、凹凸の少ない舗装がなされています。

次に、「ショルダー」と呼ばれるエリアは、滑走路の路肩に当たる部分で、2,500m以上ある滑走路の場合、その幅員は寒冷地で15m、それ以外の地域では10mと決まっています。

その目的は、滑走中の飛行機が滑走路から逸れてしまったときに、緩衝帯とするためにあります。

そして「過走帯」は、「オーバーラン・エリア」とも呼ばれており、飛行機が着陸地点を誤ったり、なんらかのトラブルでオーバーランして停止するときや、着陸できずに再浮上する場合に使用します。

最後に「着陸帯」と呼ばれるエリアは、滑走路の両端および両横に設けられた緑地帯のことで、通常、芝が植えられています。

「ショルダー」の外側に設置される「着陸帯」の幅は、滑走路の長さによって決められていて、「過走帯」の両端にはおおよそ60mの「緑地帯」が設置されています。

これは、飛行機がオーバーランしたときにショックを和らげ、大事故を回避するために設置されているのです。

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