滑走路が閉鎖されて着陸できないときはどうするの?

滑走路が気象による影響や機体トラブルなどで閉鎖された場合、出発機は空港内で待機することになりますが、問題はその滑走路に着陸する予定の到着機です。

到着機の場合は出発機のように定位置待機が出来ません。このため、「ホールディング」と呼ばれる上空待機の方法がとられます。これはホールディング・ポイントと呼ばれる空域で決められたルートを旋回し、徐々に高度を下げながら調整する方法で、滑走路が閉鎖された場合の他、ラッシュ時の混雑回避や到着機の順番待ちなどの場合に行われます。

しかしながら、滑走路が解放されない、もしくは解放される目途がたたない、さらに旅客機の燃料が足りない場合には、ホールディングで回避することができません。当然のことですが、上空を旋回している間にも燃料は消費されるため、延々と上空待機することができないからです。

ですから、このような場合には、各空港ごとに決められた「代替空港」への誘導指示を受け、その代替空港の滑走路に着陸することになります。

この当初の目的地と違う場所へ着陸することを「ダイバート」と呼び、ダイバートの可能性があることを了承して搭乗した場合を除いて、航空会社が旅客の宿泊費や交通費を負担することになっています。(負担費用は状況により異なります。)

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