太陽嵐と旅客機の運航の関係とは

2014年8月28日にNASAがYouTubeにアップロードした「Late Summer M5 Solar Flare」という動画はかなりの反響を呼び、アップロードから2カ月足らずの2014年10月末の時点で再生数は11万を超えています。

これは太陽観測衛星SDOが2014年8月24日にとらえた太陽フレアの映像です。太陽フレアは太陽面爆発とも言われるように太陽の表面での爆発現象。燃え盛る太陽の表面から、まるでマグマが吹きあがるように飛び散る炎はなかなかに衝撃的な光景です。

この太陽フレアはA・B・C・M・Xの順で表される爆発規模のうちM5レベルとのこと。

太陽フレアが起きると、プラズマが放出されます。プラズマというのは簡単に言うと、超高温により原子が正イオンと電子に分離した状態のもの。太陽からプラズマが放出されることを太陽風と呼び、それがまるで台風のように地球に被害を及ぼすことを太陽嵐と呼びます。

太陽嵐は地震の頻発や電子機器のマヒなどの影響があると言われ、巨大な太陽嵐が地球に直撃した場合地球が滅びるなどとも言われています。ですから、大規模な太陽嵐が起きる可能性がある場合には、旅客機の飛行禁止などの措置が取られる可能性もあります。

NASAの専門家は2014年9月と10月に地球に太陽嵐が到来する可能性を指摘、緊張感が高まっていましたが、とりあえずは大きな問題が起こることはなかったようです。

これまでの観測史上で最大の太陽フレアは2003年11月に記録されたX28レベルでした。太陽の活動は11年周期で活発になるといわれており、今年2014年はまさに2003年の11年後です。今後さらに大きな太陽フレアが発生する可能性は否定できません。

とはいえ、太陽によって引き起こされるこの現象、人間がどうあがいてもどうにもならないものですからその時はもう諦めるしかないですよね。

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