ペット同伴で飛行機の旅をするには・・・

ペット連れの旅行は自動車や電車が手軽ですが、旅客機にもちゃんと、ペットが家族と一緒に旅行できるよう、用意があります。ただし自動車などと違い、旅客機の性質や構造上、人間の飼い主と共にペットが座席に座るということは出来ません。

フライト中のペットの安全を考えると、人間用の座席はお勧めできないからです。ですから、ペットにはフライトのあいだ、専用の貨物室に滞在してもらうことになります。

機体の後方にある「バルク力ーゴ」(bulk cargo)。ペットたちのために人間の客室並みの快適さに調整した貨物室です。通常だと貨物室の室温は10度C前後なのですが、ペットがいるときは20度C前後に調節されます。

ただ、ここでは申し訳ないことに「機内食」は出せません。ぺットにはフライト中、おなかがすいてもガマンしてもらうしかないわけで、いつかは解決してほしい問題の一つといえます。

旅行の予定が決まったら、ペットの移動については、早めに航空会社に問い合わせてください。ペットの種類や大きさなど必要事項を伝えて予約しておけば、航空会社のほうで手配をしてくれますし、必要な準備があれば教えてくれます。

国内線の場合、目的地の空港で旅客機を降りたらペットと合流できます。

国際線の場合、人間と同じく、ペットにも入国手続きがありますから、そのための時間を見ておかなければなりません。ペットの入国に必要な手続きには、検疫や予防接種、健康診断書など、いくつかあります。

これについても航空会社や旅行会社などに問い合わせれば、全て教えてくれますから、それらの書類をもれなく揃えておけば、問題はありません。

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