ヨーロッパの旅にLCC「ライアンエアー」を上手に使おう

ここ数年の間で日本でもLCCはずいぶん市民権を得てきています。関西国際空港などはLCC専用ターミナルが連日ごった返していると言われていますし、成田空港もLCCの受け入れを拡大してきています。しかし、現在国内に乗り入れているLCCはほとんどが国内便か、海外便でも近隣のアジア各国まで、ヨーロッパまでの便はありません。もっとも、すし詰め状態のLCCでヨーロッパまでというのも考えるとぞっとしますが・・・。

しかし発想を転換して、一般の航空会社を利用してヨーロッパまで行った後で、どこかを起点にLCCを利用すると考えるとヨーロッパ各地への訪問の幅が広がります。そうした観点で見た場合お勧めなのがヨーロッパ最大大手のLCC「ライアンエアー(RYANAIR)」です。

ライアンエアーはアイルランドの会社ですが、ロンドンで3番目に大きい国際空港・スタンステッド空港を拠点として、ヨーロッパの各都市やモロッコなど164の空港への路線を運航しています。

ライアンエアーのお勧めの点はその安さ。例えば、スタンステッド空港からトルコの南にある地中海の島国・キプロス共和国まではオプションなしの片道チケットでおよそ90ユーロ。この路線は実は北海道から沖縄までの距離より長いのですが、それを日本円にして1万円前後で移動できるということですね。

もちろんライアンエアーも他のLCC同様、様々なコスト削減策をとっています。シートにはモニターなどつけず、それどころか小物を入れるポケットすらありません。当然のことながら機内食も飲料も有料です。ただし、飲食物についてはちょっとゆるく、自分で持ち込むことができます。

また、荷物の預け入れについては日本のLCCではある程度の重さや大きさまで無料のところもありますが、ライアンエアーでは1つでも預けると有料となり、預け入れ可能なのは2つまで重さの上限は20kgまでです。重量をオーバーした場合は追加料金を取られます。しかし、ロンドンを拠点にヨーロッパ各地を訪問するという利用法を限定するならそれほど大きな荷物も必要ないので問題ないと思います。

ライアンエアーのコスト削減策で一つ面白いのが「肥満課金」を検討したこと。結局これは実現しませんでしたが。「トイレ有料化」というニュースが流れたこともあります。しかしこれはCEOのマイケル・オレアリーの冗談だったとのこと・・・。

さて、実際にライアンエアーを利用するときに気をつけていただきたいのは、預け入れ荷物などの制限や料金について以外に、チケットを印刷しなければいけないということ。

ライアンエアーのチケットはインターネット購入に限定されています。購入するとチケットがメールで送られて来ますがこれをプリントアウトしてチェックイン時に見せないと40ユーロの罰金を取られます。

また、ライアンエアーには日本語サイトはありませんので、規定や罰則などきちんと英語で読んで理解できないと思わぬトラブルを生む可能性もありますので注意してください。

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