成田空港がアクセス手段の調査結果を発表

羽田空港が再国際空港化されるまでは、一部の航空会社を除き首都圏から国際線の飛行機に乗るためには成田まで行かなければなりませんでした。首都圏から成田まで行くのはそれだけでもう旅行と言えるもので、行きにくい上お金はかかるし、決して利便性はよくありませんでした。

成田空港を運営する成田国際空港株式会社は、アクセス改善を目的として空港へ訪れる人たちがどのような手段で成田空港まで来ているかの調査を1年おきに行っていますが、その調査が本当に役立てられているかは疑問です。

ともあれ2014年は調査の年だったため、2014年3月14日に成田空港へ来る全ての人や車などがカウントされ、その結果が発表されました。

まず、全ての来訪者数は9万3073人。これは2年前の調査と比較すると15%増となります。このうち、一番増えたのが成田から出発する旅客数です。

旅行を目的とした(つまり見送り・出迎え・空港見学・仕事目的以外)旅客のうち、国際線への乗客が10%増加、国内線への乗客では143%増加しています。国内線の異常な伸びは成田空港を起点としたLCC(格安航空会社)の国内便が増えたためです。

成田空港までの交通手段としては、鉄道類が34%でした。34%の内訳は、成田エクスプレスが5%、成田エクスプレス以外のJRが5%、スカイライナーが6%、成田スカイアクセス線が5%、京成本線が13%となっています。

自動車類は62%で、内訳は空港直行バスが12%、貸切バスが6%、ホテル送迎バスが4%、自家用車(空港外駐車場含む)が28%、タクシーが3%、貨物車が9%です。

残る4%は徒歩、バイク、自転車、貨物車などです。ちなみに交通手段の調査では旅客以外に空港従業員や物資の搬入なども含まれています。

鉄道や自動車類という一まとまりではなく単一の路線、交通手段として分けた場合自家用車の割合が最も多いのは、運賃が高い成田エクスプレスや、わざわざ日暮里か上野まで行かなくてはならないスカイライナーを利用するよりは自家用車で行ったほうが楽だからかもしれません。

せっかく調査したのだから、この結果に鑑みもうちょっと鉄道でのアクセスが便利になるといいですね。

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