大韓航空がペットも一緒に客室に乗れるサービスを開始
以前沖縄に住んでいたことがあり、本土から沖縄に引っ越す時にハムスターをプラケースに入れて連れて行くと、客室に乗せるのは不可ということで預けなければなりませんでした。
2時間半ほどのフライトの間、ハムスターが無事か気になって仕方ありませんでした。到着ロビーの出口で無事再開できたときはほっとしたものです。
ハムスターのような小動物はもちろんのこと、犬や猫などのペットを連れて飛行機に乗るためには、預けていかなければなりません。
しかし、乗客はペットが預けられているスペースには入れませんから、どんなところにどんな状態でしまわれているのか心配ですよね。
以前日本の航空会社を利用した人がペットの犬を預けたところ、到着したときに命が失われていたという事故がありました。このようなことが起これば悔やんでも悔やみきれません。
そんな中、韓国の大韓航空は「スカイペット」と称する、客室にペットと一緒に乗れるサービスを開始しました。
もちろんケージには入れなければなりませんが、このサービスでは、生後8週間以上で、ケージ+ペットの重量が5kg以下の犬、猫、鳥ならば、機内客室に持ち込み可能。
ただ、韓国で猛犬類と指定されている犬、攻撃性がある動物、妊娠中だったり乗り物酔いをしてしまうペットは不可となっています。
人間は飛行機に乗って空を飛ぶという行為を理解していますが、それを理解できないペットにとっては、飛行機に乗せられて轟音の中、低い気圧の中を移動させられるというのは大きなストレスになります。
小さな動物にとっては体にかかる負担も大きいため、短期間の旅行であれば、知人やペットホテルなどに預けていくべきでしょう。
それでも、引っ越しや長期の不在でどうしてもペットも連れて行かなければならないという場合は、自分の近くでペットの状態をチェックできる、こうしたサービスがあると助かるのではないかと思います。