離着陸時に窓の「蓋」を開ける本当の理由とは?

「ただいま当機は○○空港へ向けて着陸態勢に入りました」飛行機に乗っていて目的地の空港に近づくとフライトアテンダントのお姉さんがこのようなアナウンスを入れます。そして乗客は、まず座席のリクライニングを元に戻し、テーブルを閉じて、電子機器の電源は切り、シートベルトをしっかり締めるといった作業を求められます。

もう一つ。窓の「蓋」(?)、プラスチック製で窓を閉められるようになっているあれを「シェード」と呼ぶそうですが、そのシェードが閉められている場合は開けるように求められます。

シェードを開けること以外は、万が一のときの怪我防止や、操縦機器への影響をなくすためという理由があるのは理解できます。でも、シェードを開け閉めすることになにか意味があるのでしょうか?そこに疑問をもった人が、航空業界にその理由を聞いて見たことがあるそうです。

曰く、基本的には離着陸時が一番飛行機にとって事故が起こりやすいために、その万が一の時に備えるためだとのこと。具体的はどういうことでしょうか?

まず機内を昼間なら明るく、夜なら暗くすることで乗客の目をその照度に慣れさせ、非常時にスムーズに移動できるようにするというのがまず1つ。

CAなどの乗務員が、即座に外の状態を確認できるようにするという点でもシェードは開いている必要があります。事故の状態によっては、避難経路に使えない場所もあるので、そうした状況判断には全体的に外が見えないといけないのです。

そして、シェードが開いていると窓際の乗客の何人かは外を見るので、羽やエンジンなどの異常を発見してくれる可能性が高まるという理由もあるようです。

とまあ、これもまた乗客の安全を守るための規則なので、幼児のように無意味に逆らわずにきちんと従いましょう。

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