イギリス・ヒースロー空港はアートギャラリー!?

日本からイギリス・ヒースロー空港へは直行便で約12時間。2011年には、ブリティッシュ・エアウェイズの羽田発着便も就航し、更に便利になりました。ヒースロー空港は、イギリスだけでなく、ヨーロッパの重要なハブ空港です。世界各国の航空会社が乗り入れており、経由便が多いのも魅力。

ヒースロー空港は2008年3月、新しい5番目のターミナルがオープンしました。通称T5と呼ばれるターミナル5は、イギリスを代表する航空会社ブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナルで、乗客に対して快適な新サービスを提供する、新しいヒースロー空港であり、新しい英国の顔になっています。

さらに2012年9月には、ターミナルビルの建替えと再編が行われました。今後は現ターミナル1も建替えられ、建設中のターミナル2と併せて、新ターミナル2が2019年に完成する予定となっています。

ヒースロー空港はヨーロッパでは最大の利用旅客数を誇り、ヨーロッパで最もストレスの多い空港、ともいわれています。まず圧倒されるのは、T5の建物自体の規模で、単独でも英国最大の建築物。ゆったりとした丘のような屋根のラインと、全面を覆うガラスパネル、そしてハイテクを駆使したターミナルであることが特徴的です。

BAのラウンジではヘッドスパなど、15分のマッサージを色々と選択できます。

また、ターミナル5ではショッピングやレストランも充実しており、空港に付くのが早すぎてもヒマつぶしに悩むこともないでしょう。むしろ空港を楽しむために、あえて早めに到着するのもいいかもしれません。

ターミナルによって少しショップは変わりますが、バーバリー(ファッション)、スマイソン(文房具/革製品)などのイギリスならではの高級ブランドから、日本でも人気上昇中の香水ブランド、ジョー・マローンなど、手頃な価格帯のものまで幅広く揃っています。

ヒースロー空港で楽しめるのは、こういった空港の施設だけではありません。他にも、当空港はアート・デザイン・テクノロジーを組み合わせた先進的なコンビネーションでつくられたアートギャラリーとしても楽しむことが出来ます。

まずはデジタルデザインのパイオニアとして世界で有名なクリストファー・ピアソンが制作した「イングリッシュ・オークの四季」では、イギリスのオークの木が成長する様子が描かれています。

この作品のガラスパネルには、いくつかの模様が隠されています。例えば、葉っぱの形が「妖精」に変化したり、「木々に止まる蝶」をモチーフとした模様、葉っぱの間で灯火をともしている電球、葉っぱの上にイギリスの道路の地図が浮かび上がるものなど、伝統の中にも現代アートの要素が加わっており、好奇心を誘われます。

また、19世紀のデザイナーである、ウィリアム・モリスの有名な作品「Willow Boughs(柳の枝)」にヒントを得て制作された、「柳の枝」は、ファーストクラスのラウンジのダイニングエリアに設置されています。

この壁は3つのプロジェクターを使用して、ハチドリが花をついばむ様子や、タンポポの種が風に乗って飛ぶ様子など、次々と変化していく映像を映し出しています。

他にも、最新の有機ELディスプレイを利用した「世界時計」は、ラウンジに入場する全ての人が目にするでしょう。これは、アート、工学技術、そしてグラフィックデザインを駆使してつくられており、独特なフォントの3D映像が印象的。この時計は世界中の都市の時間のみを表示するのではなく、世界一高い山や、世界一美しいといわれる湖などの場所を示し、その場所の時間も教えてくれます。

他にも「だまし絵」や「雲」をテーマにしたオブジェなど、色々と興味をそそるアート作品が多く展示されています。興味のある方は、イギリスに行く際や、ヒースロー空港を経由する際に、少し足を止めてアートの空間を堪能してみてはいかがでしょうか。

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