赤ちゃんとの飛行機の旅を快適なものにするための5つの方法

赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るとなると、ママの一番の心配は、「赤ちゃんの泣き声で周りに迷惑をかけないかしら」ということ。ママの不安は赤ちゃんに伝わるので、なにもなくても、ただそれだけで、赤ちゃんが不安になってしまい、泣くことがあるそうです。

ですから、まずはママが安心して飛行機に乗ること。ママの笑顔があれば、赤ちゃんも「なんの心配もないんだ」って思い、機内で安心して過ごせます。

そのために工夫できることはたくさんあります。

【赤ちゃんと飛行機で快適な旅をする方法:その1】

旅行の予定が決まったら、航空会社に赤ちゃん連れであることを伝え、問い合わせをします。それぞれの航空会社で行われている、赤ちゃん用のサービスを教えてもらうためです。至れり尽くせりの行き届いたサービスがいくつもありますから、遠慮せずにお願いして、楽してしまいましょう。

たとえば、ANAの「ANAファミリーらくのりサービス」

赤ちゃんと過ごしやすい座席の指定はもちろん、搭乗口まで利用できるベビーカーの貸し出し、客室乗務員に荷物を運ぶお手伝いを依頼することもできます。機内でも、ほとんどの機種でベビーベッドやおむつ、お湯を用意してもらえます。

JALでは、「ベビーおでかけサポート」

電話で事前に申し込んでおくと、3歳未満で座席確保の場合、チャイルドシートを貸してもらえます。ネットで座席予約をすると、赤ちゃん連れの座席であることを他の乗客にお知らせするマークを表示してもらえるサービスもあります。

同社の機内では、赤ちゃん専用毛布を貸してもらえます。お湯や100%ジュースもお願いできるそうです。

【赤ちゃんと飛行機で快適な旅をする方法:その2】

フライト当日は、時間に余裕をもって空港に行きましょう。

機内に入る前にオムツ交換や授乳をすませ、赤ちゃんに気分よく搭乗してもらうためです。羽田空港では、第一ターミナルに16か所、第二ターミナルには18か所の授乳室があります。すべての授乳室に、70℃以上の調乳用温水設備があります。

オムツを取り替えて、お腹もいっぱいで、赤ちゃんが落ち着いていれば、搭乗までの手続きがスムーズに行えます。

【赤ちゃんと飛行機で快適な旅をする方法:その3】

搭乗時間は赤ちゃんのお昼寝時間と合わせるのがおすすめ。さらに、機内に入り、座席についたら、一言でもいいので、周囲の人たちにあいさつしましょう。もしできたら、「子ども連れでご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」とか、周囲に配慮する言葉を添えましょう。

ちょっと勇気がいりますが、どうしても赤ちゃんが泣いてしまい手に負えないとき、あいさつもなにもしないママと、少しでも周囲にあいさつをするママとでは、周囲の乗客の印象が随分違うことでしょう。

【赤ちゃんと飛行機で快適な旅をする方法:その4】

機内での授乳は座席に座ったまま行うことになりますから、母乳だけで育てているママの場合は、窓側の座席を予約しておいたほうがいいでしょう。座席から通路に出たいとき、通路側の乗客への気遣いをしなければなりませんが、通路側やトイレ近くの座席だと授乳が人目につきやすいので、避けるほうが無難です。

【赤ちゃんと飛行機で快適な旅をする方法:その5】

飛行機に慣れている人ならともかく、大人でもフライトは気疲れするものです。いつもとは違う雰囲気や環境で、他の大勢の乗客と同席するのですから・・・。

ですから、機内に持ち込んで使う哺乳瓶やおもちゃ、ブランケットなどは、旅行用にと新しいものを購入するより、いつも家で使っている使い慣れた品にしておくと、赤ちゃんも自分も安心できます。

このように、航空会社ではさまざまな赤ちゃん向けのサービスを用意してくれていますし、あいさつや配慮を心がけていれば、周囲からのの協力やサポートもあるかもしれません。心配しすぎることなく、ゆっくりと赤ちゃんとのフライトを楽しんでください。

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