英語なしでも、国際線に乗れますか?

国際線に乗ることになったけど、英語が全くできない。今から急に英会話なんて覚えられないし、不安で仕方がない。そんな時、これだけ覚えておけば何とかなるという英単語が、いくつかあります。

客室乗務員に聞きたいこと、頼みたいことがあったら、まずは「エクスキューズ・ミー(Excuse me)」と声をかけてください。

あとは片言英語でもなんでも、なんとかなるものです。客室乗務員のほうでも、こちらの言いたいことを聞き取ろうとしてくれますから、安心して話してください。場合によっては、思いきって日本語で言ってみてください。かえってその方が、相手がピンときて、伝わることがあります。

なにかしてもらったら「サンキュー(Thank you)」。正確な発音を気にするより、心をこめて言えば、問題ありません。

機内食を配るときは、客室乗務員が2つのメニューのどちらがよいかを聞いてきます。たいがい、チキン(chiken)、ビーフ(beef)フィッシュ(fish)のどれかです。

落ち着いて聞けば、それほど、まごつかないのではないでしょうか。

サインの音と共に天井に点灯するのが「ファスン・ユア・シートベルト(fasten your seatbelts)」の文字。これは「シートベルトを締めてください」です。

安全上大切な表示なので、フライト中、何度も目にすることでしょう。

座席の位置の言い方を覚えておくと、変更したくなったときに便利です。窓側からウインドウ(window)、中央はセンター(center)通路側はアイル(aisle)となります。機内が肌寒いと感じたら、呼び出しボタンを押すか、客室乗務員に直接声をかけ「ブランケット・プリーズ(Blanket,please)」と頼むと、毛布を用意してもらえます。

そして、最も重要なのが、トイレ。英語ではラバトリー(lavatory)が一般的です。さらに重要なのがトイレが空いている時はベイキャント(vacant)使用中はオキュパイド(occupied)です。

以前に較べれば「機内に日本語の判る人が一人もいない」となる確率は減ってきています。

「日本のアニメで日本語を覚えた」という外国の方も増えていますし、「日本で働きたいから日本語を学んだ」という人がいたり。昔と今とでは、日本語に対する世界の関心の度合いが違うのです。

片言英語でも気合で案外通じてしまうものですし、英語ができるふりをしようとがんばるより、知ったかぶりをしないほうが、なにかとスムーズにいくかもしれません。

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