飛行機の機内食が美味しくない本当の理由が明らかに!?

JAL、ANAともに、コストダウンを理由に国内線の機内食を廃止してから久しいですが、国際線のほうではあいかわらず機内食が提供されています。これは、航空会社を中心とした旅客業者によって構成される国際的な業界団体「国際航空運送協会」により、一定以上のフライト時間の国際線では機内食を提供すべしという決まりがあるためで、国際航空運送協会に加盟している会社は、自社の都合で勝手に廃止できないという事情があります。

ちなみに国内航空会社ではありませんが、チャイナエアラインの那覇-台北便は1時間10分ほどの短時間のフライト時間ながら、サンドイッチのような軽食が提供されます。

機内食というと、エディハド航空のようなセレブ航空会社の、しかもファーストクラスともなれば、機内にシェフがいて、機内で作ってくれるというようなこともあるそうで、庶民には一生体験できない夢のような話です。

一般的にエコノミークラスの機内食は、コンビニ弁当に毛が生えた程度のものですが、現地で食べる食事こそ海外旅行の醍醐味だと考えている方にとっては、到着するまでにちょっとお腹を満たす程度のものとしかとらえていないため、あまり味には期待していないとか。だからそれなりの味なら全部食べるし、まずかったら食べません。

しかし、世の中にはこの機内食の味に非常にこだわりをもっている人もいるらしく、「なぜ機内食はまずいのか」などという研究もされているようです。

気圧の影響説

旅客機は、フライト中のキャビンの気圧を0.8~0.9気圧にしています。これは、機体の強度を保つためです。この気圧の変化によって舌にある味を感じる組織である「味蕾」が鈍感になるからであるという、ドイツの研究機関による説があります。

乾燥のせい説

ANAの公式サイトでの説明によると、フライト中の機内は、取り入れる外気の湿度が低いために、湿度20%ほどになるようです。これは、機内の金属素材を湿気から守るためでもあるそうで、錆びないカーボンを多用しているボーイング787の機内湿度は25%もあると話題になったことがあります。

こうした環境の中、人間の鼻や口の中も乾燥気味になり、匂いや味を感じにくくなってまずく感じるのだという説があります。

エンジン音のせい説

アメリカのマンチェスター大学の研究によると、フライト中常に聞こえているエンジンの音が舌の感覚を鈍らせるのだとか

確かに機内食は味が濃いなと感じることがあります。もしかしたら舌の感覚が鈍くなるということを踏まえて濃くしているのかもしれません。

まあ、半日以上の長いフライトの便に乗るならば、まずくても我慢して食べなければつらいかもしれませんけれど、人間一食ぐらい抜いても死にませんから、機内食がまずいというなら断って飲み物だけもらっておけばいいんじゃないでしょうか。

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