空港の「愛称」で、地域の文化や歴史、大人気の偉人もPR

2014年8月、鳥取県の米子空港が、空港の愛称を「鬼太郎空港」と決定し、話題を集めました。

米子空港に限らず、ここ10年ほどの間に、日本国内の20近い空港や飛行場で、PR目的の「愛称」が採用されています。

空港の愛称は、航空機の運航上必要な正式の名称とは、別に採用されるものです。空港の知名度向上と、空港の利用促進を目的としています。

自治体・利用促進団体・空港ビル管理会社などが一般公募を行い、それによって決定することが多いようです。いずれの愛称も、地域の文化や歴史などを反映した、特徴的な名称となっています。

地名を判りやすく親しみやすく表示したのが、

「オホーツク紋別空港」(紋別空港)、「信州まつもと空港」(松本空港)、「富士山静岡空港」(静岡空港)など。

地域を代表する生き物の名前を採用したものもあります。

「たんちょう釧路空港」(釧路空港)、「コウノトリ但馬空港」(但馬飛行場)、「対馬やまねこ空港」(対馬空港)などです。

愛称は郷土色のPRが目的とされていますが、空港の正式名称と愛称が混在し、英語表記は正式名称のみ行うことになります。二つの空港名で利用者の誤解を招きやすくなること、また、愛称PRのコストパフォーマンスが合理的でないことから、批判する意見も出ています。

海外には「ジョン・F・ケネディー国際空港」(米・ニューヨーク)や「シャルル・ド・ゴール国際空港」(仏・パリ)など、功績の大きい政治家や著名人の名前を空港名にすることが多いのですが、それと別に空港に愛称をつける習慣はありません。

一方、日本には大人気の偉人の愛称をつけた空港があります。

「高知龍馬空港」は愛称で、正式名称は高知空港であり、人名のついている空港は日本で唯一だそうです。

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