世界中の空港はたった3文字ですべて表せる

世界中には約1万の空港があります。実はそのすべてに、国際航空運送協会(IATA)が定めたアルファベット3文字からなる個別のコードが割り当てられているのです。

この3文字を、「スリーレターコード」と言い、エアライン業界では、日常的に使用されています。将来、航空業界で働きたい人にとっては、覚えておいて損のないコードと言えるかもしれません。

日本の代表的な空港でいえば、成田空港は「NRT」、羽田空港は「HND」、中部国際空港は「NGO」、関西国際空港は「KIX」という空港コード名になっています。

空港以外に、都市の名前を表すスリーレターコードもあります。例を挙げると、東京は「TYO」、ニューヨークは「NYC」という都市コード名になります。これらの大都市には、複数の空港がありますので、都市コード以外に空港コードも定めることで、情報の細分化を図っています。ちなみに、ニューヨークには、空港が3か所ありますので、空港コードも3つです。

その3つはそれぞれ、ジョン・F・ケネディ空港が「JFK」、ニューアーク空港が「EWR」、ラガーディア空港が「LGA」となっており、このどれかがニューヨーク発着の航空券などに表示される仕組みです。

では、航空業界を目指す人はどのようにこれらのコードを覚えたらよいのでしょうか。空港名や都市名に含まれるアルファベットから取って作られたコードは推測しやすく、また覚えやすいでしょう。

わかりやすいものでいえば、成田「NRT」や羽田「HND」、バンコク「BKK」などが挙げられます。しかし、古い時代の都市名から作られたコードや、新しい空港のコードなどは、推測が難しいでしょう。

古い時代の都市名から命名された、ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港の空港コード「SGN」などはその一例です。これはホーチミン市の旧名「サイゴン」から作られたものになります。

2009年に開港した静岡空港には「FSZ」が割り当てられました。これは空港の正式名称の英語名、「Mt.Fuji ShiZuoka」を元にしたものです。

アルファベット3文字の組み合わせは、1万7576通りあるので、今後しばらくは組み合わせ例が枯渇する心配はないでしょう。しかし、スリーレターコードの登録は「早いもの勝ち」なのです。

もちろん、できるだけわかりやすい名前にしようと試みられてはいますが、関西国際空港のように、当初の候補名が他空港で登録済みのため、3文字目だけを変更したという例もあるようで、面白いですね。

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