成田・関西・神戸の3空港で、無線LANの「のぞき見」調査

現在、公共施設やコンビニなど、全国の約90万の場所で「公衆無線LAN」が利用できます。

しかし、公衆無線LANは暗号化されていないものがほとんどです。暗号化すればのぞき見を防止できるかわり、パスワードの入力などが必要となります。それでは利便性が落ちると考えられているからです。

成田、関西、神戸の3つの空港でも、無料で公衆無線LANサービスを提供しています。こちらの3空港とも利便性を重視し、暗号化は行っていません。

そこで、2014年8月26日、神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)によって、公衆無線LANについての調査内容が報告されました。

関西空港では、件名に「こんにちは」、本文に「おげんきですか」と打ち込んだメールを1台目から送信。数秒後、2台目の解析ソフトに同じ件名と本文、送信先のアドレスが表示されました。1台目のパソコンでサイトを閲覧すると、2台目の解析ソフトに閲覧サイトのURLが表示されます。

成田空港、神戸空港の2空港も同様の結果でした。

3空港の公衆無線LANから送信されたメールの宛先や中身、閲覧中のウェブサイトのURLは、他人がのぞき見することが可能であると判りました。

森井教授は「利用者はリスクがあることを理解し、クレジットカード番号など大事な情報のやりとりは避けるべきだ」とコメントしています。

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