飛行機でのネット接続はこれからのサービスの充実に期待

基本的にずっと座っていなければならない飛行機の中というのは退屈なものです。シート付属のモニターで機内サービスの映画を見たりゲームができればまだいいほう。時にはモニターなしのシートに座り続けなければならないという場合もあります。

そんな退屈な時間をネットにつなげて過ごせたら、多少は暇つぶしのバリエーションが広がる上、出張などの仕事で乗っている人はメールのやり取りができて便利ですね。

最近は少しずつ機内ネット接続サービスが提供されるようになってきました。

国内航空会社ではまずJALが先んじて「JAL SKY Wi-Fi」サービスを開始しています。

JAL SKY Wi-Fiには、1時間10.15ドルと24時間18.80ドルという二つのプランがあります。これは、機内で接続してからクレジットカード情報を入力しなくてはなりません。JALと提携のカードを使うと1時間9.15ドル、もしくは24時間16.80ドルに割引となります。

1時間か24時間という極端なプランしか選べないのは少し不便のように思えます。国内線であれば1時間使えれば十分かもしれませんが、アジア方面のフライト時間4時間~8時間程度の便での利用だと、24時間プランを使うのはもったいないという気持ちになるので、せめて12時間プランもほしいところです。

JALに数ヶ月遅れてANAも「ANA Wi-Fiサービス」を開始しました。

こちらは使用容量別の料金プランになっていて、5MBプランは6ドル、10MBプランは12ドル、20MBプランは24ドルです。ANAがアナウンスしている目安だと「1MBあたり ANA SKY WEB トップページ 約4ページ閲覧分、300文字程度のテキストメール 約200通分」となっています。

この方式だと動画サイト閲覧ではかなりの金額になってしまいそうです。

両社とも2015年5月現在ではこのサービスに対応しているのはごく一部の機体のみ。今後需要が高まっていけば使いやすく、料金も下がっていくと思われますが、現在ではまだ機内で自由に使えるというレベルではないようです。

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