旅行客に信頼されている「エアポートコンシェルジュ」とは何?

ホテル業界でよく使われる「コンシェルジュ」は、お客様からの相談や意見に応える人のことを言います。たとえば、チケットの手配、お勧めのレストランを教えてくれたり、道案内などの相談に応えてくれます。

最近では、ホテルコンシェルジュの他に、ステーションコンシェルジュ(鉄道の案内係)というものもありますが、空港にも「コンシェルジュ」というものがあるのです。

それぞれの会社では、○○空港コンシェルジュ、エアポートコンシェルジュと言われていて、コンシェルジュの仕事は飛行の前にお客様の望みを聞くこと。会社によっては資格を持っている人がなる場合や、キャリアの長い旅客スタッフがなる場合もあります。

空港ターミナルには「?」マークが表示された総合案内所があります。そこでコンシェルジュに相談をします。

例をあげると、成田空港の第1ターミナルには、総合案内所が11個あります。海外から来る人も多いため、コンシェルジュの中には、英語、韓国語、中国語が話せる人もいます。

他には、VIPのお客様に対して、出発時に空港でお出迎えをして、チェックイン方法を教え、待合室の案内、機内まで連れていくことや、帰国時には、お出迎えから入国手続きの方法を教えたり、次の飛行機の乗り継ぎ方法の説明などをします。

ターミナル内にいるコンシェルジュは、案内板を見ている旅行者に声をかけることもあります。彼らが持っているかばんには、すぐに調べ物ができるようにパソコンなど、検索できる機材が入っています。

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