台北の海岸で見つけた「珍しい石」とは?

台北空港で起きた珍事です。

空港の検査官が、朝早くからいつものように、乗客の手荷物のX線検査を行っていました。「手荷物に不審な品物」が入ってないか、調べるためです。お昼近くになって、乗客の一人のスーツケースの内部に手榴弾らしい品物が入っていることが判りました。

「不審な品物」どころではありません。なにしろ手榴弾です。テロかハイジャックかと、空港は大騒ぎになりました。警察はもちろん、軍の関係者まで駆けつけましたが、手榴弾に見えたものは、実は「訓練用の手榴弾」でした。

訓練用ですから、火薬が充填されていません。ですから当然、爆発することもありません。まずは問題ないことが分かったのです。

問題は、乗客がなぜ、そんなものをスーツケースに入れていたのかです。

スーツケースの持ち主である乗客の男性に聞いたところ、手榴弾を知らなかったことが判りました。その人にとっては、「手榴弾って、なに?」だったのです。

台北は美しい海岸で知られているところです。男性は台北旅行中、浜辺を散歩していて、珍しい石を見つけたと思い、旅行の記念にと持ち帰っていたのでした。

その石は海岸に落ちていた「訓練用の手榴弾」だったというわけです。

男性は、空港や警察、軍にまで迷惑をかけて、申し訳ないと謝罪したそうです。誰かが海岸に手榴弾を置き忘れていったわけですが、なんとか無事に解決して、よかったという話。

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