ディスパッチャーの仕事とその絶対権限とは?

飛行機は電車やバスなどと違って、通る道や場所が決まっているわけではありません。当日の天気や風の方向などを見て通る方角を決めたり、高度の変更をしながら飛ぶことになっています。

ですから、便によって独自のフライトプランが作られているのです。そのフライトプランを作ったり、飛行機が飛ぶ時や飛んでいるときに指示をするのが運行管理者(ディスパッチャー)。

ディスパッチャーは、飛行機が問題なく飛ぶように、天気の様子や他の飛行機の状態を確認して、ルートや高度を決めています。それから気流やフライトプランについて、パイロットたちに説明します。

具体的な説明内容は、今の天気、飛行する場所の雲の状態、揺れの予測など。機長に説明が終わって了承を得たら、作られたフライトプランが国土交通省航空交通管制センターに送られるのです。

ロードコントロールというプランの作成もディスパッチャーの仕事であり、飛行機の重さが偏らないよう機体のバランスを調整することも重要な仕事のひとつで、これによって安全な飛行ができるようにしています。

旅行客が荷物を預けている量や重さ、予約の状況から荷物の置き場所を決めることも大切なこと。

そして、飛行機が出発しても、ディスパッチャーの仕事は残っています。飛行機が今飛んでいる場所を地上から確認したり、通る場所の天気や風の様子を教えるなど、パイロットへの指示や情報を提供します。

ごくまれに、吹雪や大雨など天気の悪化で欠航になることがありますが、欠航にするかしないかは、機長とディスパッチャーが話し合って最終的に決めています。

ディスパッチャーは地上のキャプテンとも言われていて、機長と同じような立場となっています。

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