着陸前にトイレに行くならどのタイミングがベスト?

密閉された空間のなかでは、人は緊張を強いられるものです。乗っていたエレべー夕ーが故障して閉じこめられたことがある方もいるかと思いますが、いつ解放されるともわからない空間のなかでは、ほんの10分が何倍にも長く感じられたものです。こうした心理的な問題以外にも、密閉さ、抑圧された状況は、「身体的な変化」をも起こす引き金となる可能性があります・・・。

などと、かなり大げさに書いてはみたものの、なんのことはありません。要は「トイレに行きたくなる」ということをいいたいのです。

それまでは、特にどうということもなかったのですが、いざ行けないという閉塞的な状況になると、急にそわそわして行きたくなるものです。こうした経験は、程度の差こそあれ、誰にでもあるのではないでしょうか。

大きくて重い搭乗用のドアをガチャンと閉めれば、飛行機のなかは文字どおり「完璧に密閉された特別な空間」で、しかも地上1万メートルというおまけまでついています。乗り慣れない人にとっては、それだけでも尿意を呼び覚ます空間に違いありません。加えて、ジャンボ旅客機にはさらにもうひとつ「尿意を誘う抑圧」があるのです。それは意外にも「シートベルト」。実際、ベルト着用のサインが点くと、にわかにトイレに立つ乗客が増え、トイレの前には列が作られる、といった光景を見かけることも少なくありません。

深刻なのは、目的地の空港に近づいたあたりでしょう。距離の短い国内線ならまだしも、長距離を飛ぶ国際線では、このタイミングを間違えると、到着するまでのあいだ、かなり辛い時間を過ごさねばならないことになります。そこで気になるのが、着陸時に「いつベルト着用のサインが点くのか?」ということです。これが予測できれば、到着するまでの、「ゆったりとしたひととき」が約束されるでしょう。

一般的にいえば、着陸のために飛行機が降下し始めるのは、目的の空港到着前の30分前後となります。それまでは、安全な雲の上を飛んでいたのが、雲が散らばり、気流が乱れる危険な空域に降りていきます。つまり、ベルト着用のサインがいつ出てもおかしくない状況となるのです。

そこで、到着予想時刻の30分前くらいまでにすませるのが、「機上のトイレの鉄則」といえます。そのためには機内のテレビスクリーンや機内放送で知らされる到着予想時刻に気を配っておくことが必要です。快適な空の旅の必須条件として、トイレタイムの確認は、ないがしろにできない重要事項といえます。

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