飛行機の座席の選び方で性格がわかる?

海外旅行などで長時間飛行機に乗るとき、どのような席を選んでいますか?

窓の外を見たりずっと眠っていたりなど、ゆったりと過ごしたい場合は窓側の席、エコノミークラス症候群が気になるので機内を歩き回ったり、トイレにも気兼ねなく行きたいという方は通路側の席、真ん中の席は好んで選ぶ方はいないかもしれません。

いずれにしても、機内での過ごし方を左右する座席選びは慎重に行いたいものですが、選ぶ座席によってどうやら自分の性格が表れているらしいのです。

通路側を選ぶ場合

ワシントン大学の教授で心理学者のブリッカー氏いわく「通路側の選択は自由を表しています。隣の人に頼んだり、人を乗り越えたりすることなく、立ち上がって歩くことができるからです。」とのことで、通路側席の1番のメリットは、他人のタイミングに合わせる必要がないという点にあります。

また、機内で睡眠を取りたい人は窓側を選ぶ傾向があるといわれているため、通路側を選ぶ方は読書をしたり、映画を見たり、仕事をしたりと、起きて何かしら活動をしていることが多いと思います。

というわけで、通路側を選ぶあなたは働き者の自由人といえるでしょう。

窓側を選ぶ場合

ブリッカー氏いわく「窓側を選べば、片側が壁であることによって他の人から隔離され、邪魔されることがありません。」とのことで、確かに通路側の座席に座っていると機内の狭い通路を歩く客室乗務員や乗客と接触してしまうこともあります。

機内で睡眠を取る場合でも、窓側の壁に寄りかかることもできますし、隣の人がトイレに行く時に付き合って立つ必要もありませんので、通路側や中央の席より熟睡できそうです。

自分が席を離れたい場合は少し気を使うかもしれませんが、タイミングとしては自分次第ですので、機内での行動は通路側に座るよりはるかに自分本位に決めることができます。

そして、なんといっても窓側の醍醐味といえば、外の景色を満喫できることにあるでしょう。

心理学博士で「Me,Myself and Us」の著者であるブライアン・リトル氏いわく、「窓は眼下に過ぎ行く実際のロッキー山脈を見せてくれ、それは機内映画で見るのをはるかに超えて素晴らしい。」とのこと。

飛行機の窓から見る景色は格別、神秘的で、異空間にいるような気分になりますし、特に雲の下から朝日が漏れている様子などは何度見ても感動もの。

機上からの景色を堪能したいなら、やはり窓側が最高です。

というわけで、窓側を選ぶ方はプライバシーを重んじる好奇心旺盛なタイプといえるでしょう。

中央の席を選ぶ場合

窓側や通路側の席が空いているのに、好んで中央の席を選ぶ方はごく少数だと思いますが、グループで旅行をしているときなどであれば「真ん中でいいよ」と進んで中央の席に座ることを買って出る方もいるかもしれません。

普段なら自分の好みの席を主張したいところですが、人気のある窓側や通路側の席を譲ってあげられるのが中央の席に座る人なのかもしれません。

また、窓側・通路側の知らない人ふたりに囲まれる可能性もありますが、中央席を選ぶ方はそれを鬱陶しく感じず、機内で出会った人とおしゃべりを楽しむことができるのでは?

フライトの時間を自分時間にあてることよりも、新しい出会いの方に興味があります。知らない人とも会話を楽しめるパーソナリティの持ち主なら、驚くべき意外な出会いを経験できるのかもしれません。

というわけで、中央を選ぶ方は思いやりがあり、気遣いのできる外交的な性格といえるでしょう。

今後飛行機で旅行をする際、見知らぬ隣席の人と話が弾むこともあるかもしれません。そんな時「このシートを選んだあの人はこのタイプだな」と考えながら接するのも楽しいかもしれませんね。

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