滑走路の本数と配置が発着回数に与える影響とは?

羽田空港のように、発着数の多い空港の方が、発着数の少ない地方の空港よりも、滑走路の本数が多いということは、当然といえば当然ともいえることでしょう。

実際、羽田空港には、A滑走路とC滑走路のメイン滑走路が2本と、B滑走路とD滑走路の横風用滑走路が2本の計4本で運用されています。

他の大型空港、たとえば、成田空港は2本、関西空港も同じく2本(3本目計画中)、中部国際空港は1本しかありません。

中部国際空港や他の地方空港のように、滑走路が1本だけしかないタイプを「単一滑走路」といいます。

1本しかありませんから、当然ながら、一日に発着できる回数は制限されてしまいます。

羽田空港をはじめとする大型空港が、複数本の滑走路を備えているのはこのためですが、本数が2本あれば、単純に「単一滑走路」に比べて、2倍になるのかといいますと、そうとはならない場合もあるのです。

「クロースパラレル滑走路」と呼ばれるタイプでは、狭い間隔で平行に2本の滑走路が配置されるため、それぞれを独立させて運用することができません。

それでも、「単一滑走路」が1時間に約30回程度の発着回数なのに対して、「クロースパラレル滑走路」では、約40回程度と1.3倍以上になります。

また、「オープンパラレル滑走路」と呼ばれるタイプでは、滑走路同士が離れているため、それぞれを独立して運用できるため、2倍の約60回程度まで増やすことができるのです。

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