近未来飛行機「Fryship」が結構スゴイと話題に・・・

ドイツで研究開発されている、水面すれすれで飛ぶ飛行機が「近未来の乗り物だ」などと騒がれているのを聞いて、「それってホバークラフトとどう違うの?」と思ってしまった私。

しかし、YouTubeに上げられたこの『FlyShip』のイメージムービーを見たら「ホバークラフトとは全く違います、スミマセンでした」と謝らずにはいられませんでした。

このムービーによると、FlyShipは海の水面すれすれを、空気の流れを利用して滑空するカモメからヒントを得たようです。形状は船というよりは完全に飛行機型。ただし、かなり平べったいです。

見た目は『機動戦士ガンダム』に出てきた爆撃機「ドダイYS」にちょっと似た感じ。平べったいのは、水面上を滑空する揚力を得るための形状のようですね。

FlyShipの尾翼の根本にはプロペラが2機並べてついています。しかしこれは推力として使うわけではなく、このプロペラによって強制的に空気の流れを作り出し、揚力を得ることが目的。

イメージによれば、一度浮き上がったFlyShipは機動性も高く、前方海上を航行する船をするりと回避し、小さな島程度なら飛び越えられる性能を持つようです。

現在FlyShipのマーケットとして想定されているのはバルト海周辺地域。まず貨物などの運搬に使われ、将来的には人も運べるようにするとのこと。しかし、この技術は島国日本にこそ必要ではないかと思います。

実用化された暁には、ぜひ日本でも運用してほしいものです。

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