NASAが無人探査機での太陽調査計画を発表

洋の東西を問わず太陽は古来より信仰の対象にされることが多く、本邦の天照大神を始め、ギリシャのアポロン、北欧のソル、エジプトのホルス、中国の太陽星君など人格神としている宗教・神話も多数。

神様かどうかは別として、太陽がなければ人間は存在し得ないですから、感謝の心は忘れないほうがいいでしょう。

ところで、NASAといえばスペースシャトル計画が終了して以降、あまり派手なニュースが伝えられることはありませんでしたが、最近になって太陽へ向けて無人探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」を2018年の夏に打ち上げることを発表。

パーカーというのは、太陽研究の第一人者であるユージーン・パーカー博士にちなんだもの。パーカー博士の名前は、他に太陽風が太陽の自転の影響で螺旋状になる現象「パーカースパイラル」にも使われているなど、とてもスゴイい先生。

今回の太陽探査の目的は、太陽の外側を包んでいるコロナ部分を観測すること。

太陽の外側といっても侮れません。なんとその温度は100万度から200万度にもなるとか。

100万度とか言われてもどれぐらいの熱さか想像もつきませんが、約1億5,000万km弱離れている地球までその熱が到達するぐらいの熱さです。

実は太陽の表面温度は6,000度程度。程度といってもそれでも熱いとはいえ、コロナの温度とは比べ物になりません。

ところが、なぜコロナが太陽表面より300倍もの温度になってしまうのか、まだわかっていません。いくつかの説があるものの、それはあくまで仮説にすぎないのです。

パーカー・ソーラー・プローブは、外装を炭素複合素材で包まれており、コロナに接近するそう。といってもコロナにまで突入するというわけではなく、できるだけ近くまで行くという計画。

とはいえ、その温度は1,000度を超えると想定されています。素人考えだと炭でできている素材であれば燃えやすそうに思えるのですが・・・。

それはさておき、この計画は、2018年より発動し、終了は2025年の予定。7年間太陽観測に従事します。いったいどんな新発見があるのか、今から楽しみですね。

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