2014年の航空事故での死者数が過去最悪に

昨2014年は、マレーシア航空370便の行方不明事件を始めとして航空事故のニュースをよく見る年でした。

これまで航空事故での年間死者数が一番多かったのは、2005年の916人でしたが、2014年はそれを超えて乗員乗客合わせて920人の命が失われるという、史上最悪の年となりました(未だ行方がわからないマレーシア航空370便の乗員乗客239人を含みます)。

2014年に死者を出した航空事故は以下のとおり。人数は乗員乗客を合わせた数です。

・ 2月16日:ネパール航空183便 18人死亡
・ 3月 8日:マレーシア航空370便 239人消息不明
・ 7月17日:マレーシア航空17便 298人死亡
・ 7月23日:トランスアジア航空222便 48人死亡
・ 7月24日:アルジェリア航空5017便 116人死亡
・ 8月10日:セバハン航空5915便 39人死亡
・12月28日:インドネシア・エアアジア航空8501便 162人消息不明

最後のインドネシア・エアアジア航空8501便は海中で残骸が見つかっており、行方不明の乗員乗客のみなさんはおそらく命を落とされているだろうと思われます。

7件のうち5件がアジアで起きた事故で、それゆえ一見するとアジアの航空会社になにか問題があるように思えるかもしれませんが、原因不明のマレーシア航空370便を除けば事故原因は様々で、使用機種もバラバラ。

ウクライナで人為的に撃墜されたマレーシア航空17便を除けば、偶然が重なっただけであろうと思われます。

現在世界中で1日平均10万便の旅客機が空を飛んでいます。そんな中で死者を出した航空事故は10件にも満たないのは、確率論から言えば飛行機は地上の交通機関より安全だと言えるでしょう。

とはいっても、航空需要が増大する中で便数の母数が増えれば当然事故件数も増える可能性があります。増えた母数で事故件数を割れば、あいかわらず確率は低いということになるかもしれません。しかし、数が増えれば犠牲になる命も増えてしまうかもしれません。

このようなことは確率の低さで安心せず、一便一便それぞれの安全性をいかに高めるかを考えなくてはならないのではないでしょうか。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る