ジェットスター・アジアで関空からいきなりシンガポールへ

ジェットスター・アジア航空はオーストラリアのカンタス航空の子会社として設立した、シンガポールのLCCです。2006年にはオーストラリアのジェットスター航空とブランド名を統一し、現在では、JetStar(JetStar★)として知られています。日本就航は2010年7月で関西空港-台北-シンガポールで運航しています。

サービスが充実していることで評価が高いLCCです。運賃の面では、日本-台北間はジェットエアー・アジアが最安との評判もありました。シンガポール人、日本人、ミャンマー人、マレーシア人などの多人種の客室乗務員がサービスに当たっており、それらの多くは、他社からの経験豊かな人材なので、利用者のニーズに合った質の高いサービスを実現しています。日本人乗務員はシンガポールをベースに全路線に乗務しているため、日本語が通じるのは安心です。

LCCの基本的なポリシーにのっとり、機内食などのサービスは有料、機内スクリーンや機内誌はないため、2時間半余りのフライト時間の退屈しのぎに、読み物や携帯音楽プレーヤーを持ちこむことが必要かもしれません。使用機はエアバスA320単通路型で、180席は全てエコノミークラス。追加料金を支払えば足もとが広い座席を利用することもできます。

スケジュールは、関西空港17時発、台北19時着、シンガポール0時25分着で、これが毎日運航されています。シンガポールを目的地とする利用者だけでなく、台北から東南アジアの主要都市に乗り継ぐ利用者も少なくありません。バンコク、ホーチミン、クアラルンプール、コタキナバル、プノンペン、ジャカルタ、マニラ、バリ島、プーケット、シェムリアップ、香港、マカオ、桂林、海口、杭州などへアクセスできるので、とても便利です。

設立:2004年
日本就航:2010年7月
運航拠点:シンガポール
就航路線:関西/台北/シンガポール
使用機材:エアバスA302
ホームページ:http://www.jetstar.com/

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