夢の「空飛ぶ自動車」がいよいよ現実のものに!?

幼いころSF映画で見たような、「空を飛ぶ自動車」があったらいいな、と思う人は多いことでしょう。

「でも、実現しないのでは?」と思われていた「空飛ぶ自動車」が、いよいよ2014年10月にオーストリアのウィーンで開催された「パイオニアズ・フェスティバル 2014」でお披露目されました。

「世界で最も高度な空飛ぶ自動車」として発表されたのは、スロバキアの企業、エアロモービル社が20年以上も試作を重ねて開発した「エアロモービル3.0」

自動車と同じレギュラーガソリンで駆動し、自動車としての走行性能はもちろんですが、主翼を広げることにより航空機に早変わりしたときには最高時速200キロ、航続距離は700キロを成し遂げる、まさに夢のような自動車。

車体重量は一般的な軽自動車よりも軽く450キログラムで車体全長は6メートルとやや長めですが、主翼を折りたたんでしまえば全長は1.6メートル。一般的な自動車のようにガスリンスタンドで給油ができますし、車として駐車場を利用することも可能。

「われわれの楽観的な計画では2016‐17年に最初の製品を顧客に届けられるが、まだどうなるか保証はできない。試作機にはテストに次ぐテストが控えているからだ」このエアロモービル社の出したコメントには、ここ2、3年のうちに実用化される可能性が示唆されており、航空ファンを喜ばせるホットな話題となっています。

自由に空を飛んで、渋滞もなく目的地へ行くことができる夢のような自動車。どんな人が「エアロモービル3.0」のオーナーになれるのでしょうか。

しかし現実的には「エアロモービル3.0」を運転する場合には飛行機の操縦免許が必要となる上、「エアロモービル3.0」の価格は数千万円になると推定されていますので、夢の自動車のオーナになれるのは、パイロットの資格を持つお金持ちに限られてしまうのかもしれません。

それだけでなく、「エアロモービル3.0」はヘリコプターのように垂直離発着ができるタイプの航空機ではないため、離発着には200m以上の滑走路が必要。

道路交通法や航空法などの法規制の問題もあるため、資格もお金も持ってはいても、夢の自動車で自由に空を飛び回るのはまだまだ困難だと言えるでしょう。

しかし、これまでの航空機開発の歴史が示す通り、昨日の不可能が明日には可能となるのが世の常。

人が思い描いて実現しない航空機は存在しない、この信念が今日の航空技術を発展させてきたことを考えれば、どれだけ困難であっても、いつの日か「エアロモービル3.0」が空を飛ぶ日常がきっと実現するのではないでしょうか。

私たちの住む日本でも、いつの日か誰もが簡単に自由に空を飛び回る、そう思い描くと、ますます夢の自動車の今後の開発への期待が高まります。

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