ちょっと心配 LCCの安全ー本当に大丈夫?

飛行機は最も安全な乗り物と言われますが、事故が起こった時の被害は深刻です。ですから、安さ、速さだけでなく安全性にも配慮してほしいと願うのは当然でしょう。では、LCCはどうなのでしょうか?「安かろう、悪かろう」では不安です。安全面に不安を抱いてLCCを避ける人もいるようですがどうなのでしょうか。

LCCがコスト削減をギリギリまで行っているのは事実ですが、安全面を犠牲にしているわけではありません。認可事業の性質からして、安全基準に大手エアラインに比べて大きく劣るということはないと考えてよいと思います。それに、レターコードが発行されているということは、安全面で一定の基準に達していることを証明しています。安全面で疑問が残る航空会社には加盟団体によるレターコードも発行されていないはずだからです。

最近では、新しい飛行機の導入に前向きなLCCやハイクラスの価格設定を設けてサービスを充実させているLCCも増えてきました。その一方で、大手航空会社の中古機を払い受けて使用しているLCCもあります。中古だから必ずしも危ないわけではありませんが、内装に古さを感じさせる機体に不安を抱くのは自然なことです。シートや内装がボロボロだと機体整備面で万全を期しているかどうか不安になるものです。

LCCを頻繁に利用するある航空写真家は、「以前、飛行機は古くないのに機内がボロボロという航空会社を利用したことがあります。そこは数か月前に全員死亡の墜落事故を起こし、全便運航停止になりました。」と述べています。利用の際に参考にできるコメントではないでしょうか。

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