機内のバッグやスーツケースはバイ菌だらけ!?

海外旅行に行く際にスーツケースは必需品となっています。最近は国内での旅行にも多くの人がキャリーケースを持って出かけるようになっています。しかしながら、飛行機を利用する際に手荷物に関する気になる調査結果が発表されているようです。

イギリスのデイリーメール紙によると、殺菌剤を扱うAqaint社が行った調査で、飛行機の機内には驚くべきことに8千万以上の細菌が潜んでおり、私たちはその菌をバッグやスーツケースに付けたままホテルや自宅へ持ち込んでいるとのことなのです。

加えて機内だけではなく、荷物を預ければ平均4人の手荷物ハンドリング担当が、さらには旅行での移動を考慮すると、2人のタクシー運転手、ホテルのポーターなども荷物に触れることとなり、それぞれの手にも1千万の細菌が存在するといわれていることから、荷物がいかに不潔な状態なのかは明らか。

この話を聞くと手荷物が心配になりますが、飛行機に乗る場合に細菌にさらされているのは荷物だけではありません。

飛行機というのはいつ乗っても整理整頓されていてキレイなイメージがありますが、「定時出発が鉄則であるため、次のフライトまでに機内の隅々まで掃除をする時間はない」という内情も・・・。

普通に使っている分には座席もそんなに汚れることはありませんが、子供が乗ればお菓子の食べこぼしがあったり、座席のテーブルで赤ちゃんのおむつを替える乗客や爪を切る人もいたりするらしいのです。

トイレに間に合わずにおもらしをしてしまう子供もたまにいるそうなので、座席以外でも通路のカーペットはもちろん、トイレにも相当な細菌がいるものと思われます。

Aqaintの設立者であるBola Lafe氏は、「機内や空港、荷物、ホテルに潜む細菌のせいで、ずっと前から楽しみにしていた海外旅行が台無しになってしまう危険ある」と警鐘を鳴らしています。

気になる方は、機内に入り自分の座席に着いたら、まずテーブルや座席の周りを殺菌し、機内で過ごす間もトイレの後に手を消毒するのはもちろん、裸足で機内を歩き回らないなど気をつけて行動するとよいかもしれません。

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