飛行機内での最強の暇つぶしはやはりコレ!

飛行機で移動するというのは退屈なものです。慣れない間は、雲が自分の下にあることに感激し、雲間から見える町や海上の船に感激し、或いは運ばれてくる機内食に感激し、それほど退屈しないものですが、慣れてしまうと離陸前から寝ているといった始末。

国内線でせいぜい1時間、2時間のフライトならばそれでもそんなに苦労しませんが、国際線となれば短くても3時間、地球の裏側に行くには十数時間です。3時間なら寝ていればなんとかなっても、十数時間ではそうもいきません。

だからといって、立ちあがってうろつきまわったり、そのへんで運動するというわけにもいかず、必然的にシートで座ってできる暇つぶしをしなければならないということになります。

最近は機内でWi-Fiを使えるという会社も出てきました。ネットにつなげられれば暇つぶしとしては強いですね。動画を見たり掲示板に書き込んだり、地上の友人とチャットをしたりということもできるでしょう。でも、Wi-Fiが使える飛行機はまだまだ少数派。

座席についているモニターで、映画を見たりゲームをしたりということができる飛行機もあります。しかし、国内の会社ならばともかく海外の会社を使う場合、映画を見られても字幕がなかったりしますね。「いや、字幕なくても問題ないし」という人はともかく、字幕がないと言葉がわからない映画を見続けるのははやり退屈です。

ゲームも、座席モニターでできるのは単純なパズルゲーム程度なのですぐ飽きます。

というわけで、同じ映画を見るならばスマホやタブレットにダウンロードして持っていくのがいいでしょう。あるいは、オフラインでできるゲームをインストールしておくのもいいですね。ロールプレイングゲームを入れておいて、ひたすらレベル上げをするというのはなかなかお勧めな暇つぶしです。

ただ、スマホやタブレットで時間つぶしをするときに問題になるのがバッテリー残量です。フライト時間が十数時間に及ぶなどというときは、予備バッテリーを持参しておいたほうが安心ですね。ただし、予備バッテリーを機内に持ち込む場合には、端子を絶縁体で覆ったり専用ケースに入れておく必要があります。これはショートによる火災などを防ぐためです。

携帯ゲーム機を持ち込むというのももちろんありですが、こちらもバッテリーの問題があり、機内の暇つぶしのために荷物を増やすというのも考えものです。

スマホやタブレットを使ってもバッテリーの減り方を少なくしたいというときは、電力を食う動画やゲームではなく電子書籍を読むという方法もあります。マンガでも小説でも、電子書籍ならかさばらないので好きなだけ購入して持っていけばいいのではないでしょうか?

旅行ガイドブックの中には電子書籍版が出ているものもあるので、目的地の旅行ガイドを購入しておいて情報を集めておくというのもいいですね。もっとも、この方法は行きにしか使えませんが。

さらにバッテリー消費量を抑えるということで言うと、テキストデータを読むというのがいいでしょう。青空文庫で著作権が切れた無料の小説をダウンロードしておき、テキストビューアーで読むというのが一番電力を消費しません。テキストビューアーによっては青空文庫から直接ダウンロードできる機能がついているものもあります。

なんやかんや言っても、最強の暇つぶしはやはり文庫本を1冊2冊持って行って読むことかもしれません。文庫本ならそれほど重くないし、かさばらないし、ブックオフなどで100円程度の文庫本を買って行けば、読み終わったものを現地で捨てていくということもできます。

「いや、普段本読まないし」という人もいるかもれませんが、そんな人にこそいい読書のチャンスです。それに、本を読んでいるうちに眠くなって寝てしまえばそれで時間が過ぎるかもしれませんし・・・。

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