空港の保安検査(手荷物検査)をスムーズに通るために知っておくべきこと

国内線国際線に関わらず、飛行機に乗るときに必ず行われるのが手荷物検査、正式には「保安検査(セキュリティチェック)」です。

まず、搭乗口に乗客が到着していなければならない時間の目安は、国内線で10分前、国際線で30分前となっています。つまり、保安検査はそれより早めに受けなければならないわけです。国内線では出発時間の15分前、国際線では出発時間の1時間前がギリギリといったところのようです。

この時間は、保安検査場に並ぶ時間ではありません、荷物と自分自身をレントゲンと金属探知機に通して検査が終わっているべき時間です。当然、保安検査場が混雑しているときはさらに早めに並んでおく必要があります。

国際線のほうが最低でも1時間前と保安検査を終えておくべき時間が早めなのは、国際線の場合は保安検査に続いて出国手続きがあり、そこでも並ぶ可能性があるからです。

飛行機には持ち込みが禁止されているもの、制限されているものがいろいろあります。

まず禁止されているものとしては

・引火性・毒性ガスを使用したスプレー
・液体バッテリー
・火薬を使用したもの
・ペンキ・漂白剤などの液体物
・刃物

などがあります。

制限されるものは、

・リチウム含有量が2g以上、もしくは160Wh以上のリチウム電池
・複数個のライター

などです。

さらに、国際線では100ml以上の液体物は持ち込めず、100ml以下のものでも縦横合計40cm以内のジッパー付き透明袋に入れる必要があります。また、液体物を入れた透明袋は1人につき1個までしか持ち込めません。なお、ここで言う「液体物」には薬や化粧品などのジェル状のもの、歯磨き粉なども含まれます。

保安検査では、こうした禁止物や制限物が手荷物に入っていないかレントゲンでチェックされるのでまず自宅での荷物の準備の時点でそうしたものを入れないようにしておきましょう。現地で買えそうなものは持っていかないことです。

ペットボトルの飲み物を持ち込みたい場合は、保安検査が終わった後、搭乗口付近の店舗や自動販売機で購入したものなら持ち込めますので、あらかじめ買っておかずに後で買うようにしましょう。小さい地方空港は確かなことはわかりませんが、羽田や成田では確実に保安検査後に購入できます。

仮に手荷物の中に持ち込み禁止の物があった場合は、預け入れ荷物として許されるものは預け入れ荷物に回され、預け入れ荷物にも入れられないようなものはその場で廃棄となります。

パソコンはレントゲンを通す前に荷物から出す必要があります。これは手荷物の中に入っているとレントゲンを通しにくいからです。パソコンを持っていくときは、荷物づくりの時点で出しやすいところに入れておきましょう。

スーツやコートなどの上着は脱ぐことを求められます。保安検査に並んだ時点で脱いでおきましょう。財布や自宅の鍵、携帯電話・スマホなども取り出して検査を受ける必要があるので、上着を着ていく場合は上着のポケットに入れて一緒にレントゲンに通してしまえば問題ありあません。

上着を着て行かないような時は、小さな金属類をまとめて入れられるような小袋を持って行くと便利です。

銀塩カメラ(デジカメではないフィルムを使うカメラ)の場合、レントゲンを通すと感光してしまうので、銀塩カメラを持って行く場合はフィルムを抜いておいてフィルムだけ係員に手渡しするか、フィルムが入っている場合はカメラごと係員に手渡して検査を受けます。

厚底靴やブーツなどを履いていると脱いでチェックする場合がありますので、女性の場合は特に要注意です。

保安検査の前にはボーディングパスの提示が求められます。国際線に乗る時は保安検査の前にパスポートの提示も求められますので出しやすくしておきましょう。

さて、では時間までに保安検査を済ますことができずに搭乗時間に間に合わなかったらどうなるか?

自分のミスでも他人に責任を押し付けるという日本人の国民性に合わせ、日本の空港では遅れている乗客がいる場合ある程度は待ってくれます。しかし、待つにも限度というものがあります。ボーディングパスを保安検査場で提示するのは、その乗客が保安検査場を通った時間を航空会社がモニターしているからです。ある程度待ったにもかかわらず、保安検査場を通過したという形跡がなければ置いて行かれます。

日本と違い自己責任が基本の海外ではわざわざ待ったりせず、当たり前のように置いて行かれます。「待ってくれるのが当然」などという甘えた考えは持たずに、決められた時間に空港に到着し、手続きを済ますようにしておくのが常識です。

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