エアバス社「水に浮くブラックボックス」を自社機に搭載予定

旅客機の事故は毎年数件発生し、そのうち何件かでは大勢の方の命が失われてしまっています。2015年に入ってからも、ドイツのLCC・ジャーマンウイングス9525便がフランス山中に墜落して、乗員乗客合わせて150人もの方が亡くなりました。

このような事故が起きた時、事故原因を解明する手がかりとして重要なのが、旅客機に搭載されているブラックボックスです。ブラックボックスには、フライト中の高度や速度など様々なデータが記録されるフライトデータレコーダーと、操縦席での会話などが録音されるボイスレコーダーが組み合わされています。

旅客機の墜落事故が起きると、まずこのブラックボックスが回収されます。しかし、海上を航行中に事故が起こり、事故機が海中に沈んでしまうとブラックボックスの回収は容易ではありません。

例えば、2014年に発生したマレーシア航空370便の墜落事故は海上で発生したと推定されますが、いまだにブラックボックスが発見されておらず、事故原因は謎のままです。

そこで、フランスの航空機メーカー・エアバス社は今後そうした海上での墜落事故が起きた場合、ブラックボックスの回収を容易にするために、水上に浮上するブラックボックスを自社製造の旅客機に搭載することになりました。

墜落事故はもちろん起こらないのが一番いいのは当然ですが、同じような事故が起こらないようにするためにも、ボーイング社やその他の航空機メーカーも追随してほしいところです。

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