シンデレラより厳しい成田空港のオキテ

成田空港と言えば、だれでも知っている日本の空の玄関口です。その玄関口にとても厳しいオキテがあることをご存知でしょうか。

それは門限です。近隣住民への騒音を配慮して、深夜の飛行機の離着陸が禁止されているのです。離着陸ができるのは朝6時から夜11時まで。なんと、成田空港にはシンデレラよりも厳しい門限があるのです。

しかし、ここでちょっと疑問がわきます。フライトというものは、必ず予定通りに行えるわけではありません。追い風で予定より早く目的地付近に到着することもあるでしょう。逆に出発が遅れたり気象状況が不安定だったりした場合には、夜の11時に間に合わないことも十分起こりえます。

そんな時は、少しは融通をきかせてもらえるのでしょうか。

答えはNO。朝6時前に空港近くまで来た飛行機は、上空で旋回するなどして時間になるのを待たなくてはなりません。

そして夜11時に間に合わなかった飛行機は、周辺の空港への着陸を余儀なくされます。夜11時以降に成田空港に着陸することは決してできないのです。

このように、何らかの理由で他の空港に着陸することを「ダイバート」と言います。「ダイバート」は気象条件によっても起こりうるため、特に珍しいことではありません。

シンデレラよりも厳しいこのオキテは、すべて近隣住民ため。

成田空港の管制官は、静かな夜を守るため、このオキテを守り続けているのです。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る