出国するまでにIDの検査って何回ある?

2001年のアメリカ同時多発テロ以降、空港での保安検査は従来よりもさらに厳しいものとなりました。旅客機をハイジャックやテロから守るための措置ですが、空港の保安検査は、何回あるのでしょうか?

成田空港では、一般的には空港についてから飛行機に乗るまで、4か所で保安検査が行われています。つまり、合計4回、パスポートをメインとした身分証明書(ID)の提示が必要なわけです。

最初の保安検査ポイントは、バスや車を使うか、電車を使うかで異なります。バスや車で来た人は空港入口のゲートで、電車で来た人は改札出口のゲートで、係員にIDを見せる必要があるのです。

もちろん提示するのはパスポートでOKです。この空港に入る前の検査は、成田空港特有のチェックですが、飛行機の搭乗客だけでなく、見送り客・出迎え客など空港に出入りする全ての人が対象になっています。

空港に入って、つぎにIDを見せるのは搭乗手続きカウンターです。ここでは、機内に預ける荷物の検査も行われます。以前あった搭乗手続き前のX線検査は預け入れ後の内部チェックに統合され、今は不要です。

ただし、最近は利用するエアラインによって、インターネットで搭乗手続きを済ませられる場合があります。この場合は預け入れ手荷物がなければ、カウンターに寄らずに、そのまま次の出国審査場に進めます。

荷物を預けて搭乗手続きが済むと、次は出国審査場でのチェックです。IDであるパスポートを提示して検査場に入り、金属探知機での身体検査と、持込手荷物のX線検査を受けます。

金属探知機では、ベルトのバックルや時計などでも反応してしまう場合があります。警告音が鳴ると、係員から入念な身体検査を受けることになるので、金属小物は、前もって外してから手荷物検査を受けましょう。

出国審査場も通って免税エリアを抜け、ほっとできるところかもしれませんが、搭乗ゲートで、最後の保安検査が待っています。実は、ゲートでの係員は、温かな笑顔で搭乗を見送ってくれるだけではないのです。

パスポートと搭乗券、それから搭乗する人の顔をみながら、お客さんがフライトを間違えていないかどうかをチェックしているのです。不審な人や、これから出発する運行便に関係のない人を通さないためです。

これら数々の検査はすべて、飛行機と乗客の安全を守るためのものです。面倒くさいと思われるかもしれませんが、命と安全には代えがありません。検査には快く協力しましょう。

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