大人になっても、お父さんになっても、パイロットになれます!

あるアンケートによると、男の子がなりたい職業ランキング9位は、15年前からずっと「パイロット」です。

親が男の子につかせたい職業としての「パイロット」は、5~8位と変動しています。

子どもより、親の方がランキング高めってことは、「自分はパイロットになれなかったけど、息子にはパイロットになってほしい」ではないでしょうか。

でも、お父さんとビジネスマンの皆さま。

あきらめる必要全くございません。女性の私は問題外でしたが・・・。

ただし、英語とか視力とか、女性であることが問題だったのではありません。もっとすごい壁がありました。

身長です。

求人などによると、男性としては普通の身長なのですが、女性では届かない人がけっこう多い。大人になっても、お父さんになっても、パイロットになる方法はございます。ぜひチャレンジしてください。

まずは「独立行政法人・航空大学校」。

日本で唯一の公立エアラインパイロット養成機関、私を身長で撤退させた養成機関の一つです。

以前、私が募集要項を取り寄せたときは、封筒の中に学校案内と一緒に、おまけの下敷きが入っていました。航空大学校の名前入り、機種は忘れましたが、ステキな飛行機の写真の下敷きです。嬉しすぎて、あっちこっち持ち歩いて、紛失しました。

痛恨のミスでした・・・。

この「航空大学校」は、全寮制のパイロット養成機関です。受験資格にご注目ください。

短期大学卒、専門学校卒、または大学教養課程(2年)修得以上。

お父さんとビジネスマンはお断り、とは書いてないのです。実際、元客室乗務員や元新幹線の運転手、元栄養士の学生さんがいらっしゃるそうです。

訓練期間は約2年、学費は年間140万円前後。たぶんですが以前より安いです。

全寮制なので、寮費が別に必要。入学すると、日本各地を文字通り飛び回って訓練を行うことになります。

最初は宮崎キャンパスで5カ月間です。ここで飛行機に関する基礎知識を勉強します。次の6カ月間は、帯広キャンパス。自家用ライセンス相当をマスターできます。その後は再び宮崎キャンパスに戻り、事業用ライセンス相当を目指す6カ月間。さらに仙台キャンパスで7カ月間、実際の旅客機に近い運航形態での訓練を受けて卒業となります。

この忙しさは、私が学校案内を郵送してもらったころと、あまり変わらないようです。

このほかに学科授業があり、英語や体育の授業も2年間通じて行われます。在学中にすべての資格試験に合格すれば、無事にプロライセンスを獲得。卒業生のほとんどはエアラインパイロットとなり、就職率は9割を超えるそうで、相変わらずです。

ちなみに、高いのは就職率だけではありません。受験時の競争率もすさまじいです。「パイロットになりたい高校生の憧れの学校ナンバーワン」ですから。

少なくとも、私の年代ではそうでした。現状もあまり変わりないはず。

最新の状況は航空大学校のウェブページで確認してください。読み出したら止まらないサイトです。はまり過ぎにご注意ください。

ひとつだけ小さな問題があって、お父さんもビジネスマンもOKですが、受験できるのは25歳未満です。

広く知られているように、一人のパイロットを養成するにはお金も時間も情熱もかかります。その分、パイロットとしてなるべく長い期間働いて欲しいのです。

それが理由で、若いお父さん、若手ビジネスマン限定となっているそうです。

でも、航空大学校に年齢で引っかかっても大丈夫です。

ヘリコプターのパイロットなら、年齢制限なしです。いくつになっても「Aチーム」することが可能なのです!

ヘリコプターのパイロットには「事業用ライセンス」と「自家用ライセンス」があり、条件が少し違います。事業用ライセンスは、名前のとおり、プロのパイロットとして働くためのライセンスです。

国内で訓練するコースと、海外で訓練したあと国内で訓練を積むコースと、2種類あります。

「国内だけコース」は、週3~4日の訓練を2年くらい、費用は約1900万円です。「海外プラス国内コース」は、海外訓練が3カ月、国内訓練は週5日を10カ月。費用は約1350万円となります。

これなら年齢制限はないし、ほんのポケットマネーでやれるぞ、というお父さんやビジネスマンが多いことでしょう。

ムチャ言うな。そんな金額、ローンでも組まなきゃ作れない。という場合や、パイロットで稼ごうとしてるわけじゃない。ほんの趣味の範囲だ。という場合は、お手ごろ費用の「自家用ライセンス」があります。

自家用ライセンスにも、事業用ライセンスと同じ、2種類のコースがあります。

「国内だけコース」は、週3~4日の訓練を1~2年、費用は600万~900万円が相場ですが、これが『海外コース』なら『2カ月半300万円!』でいけます。海外で取ったライセンスを、帰国してから国内ライセンスに書きかえます。

くり返しになりますが、大人になっても、お父さんになっても、パイロットになる方法はございます。ぜひチャレンジしてみてください。

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