「今飛んでいる飛行機」を見られるサービス「flightradar24」

flightradar24というwebサイトをご存知でしょうか?flightradar24は、今世界中にどれだけの飛行機(民間)が飛んでいるかをリアルタイムで見ることができるサービスです。

flightradar24 http://www.flightradar24.com/ にアクセスすると地図が表示され、その上に黄色い飛行機のアイコンが出てきます。これが全て、今この瞬間に空の上にいる飛行機なのです。アイコンの大きさも様々で、例えばジャンボジェットなら少し大きめのアイコンとして表示されます。

一定時間が経つと表示が自動更新されますが、よく見てみると表示が更新されるごとに、それぞれの飛行機の位置や向きが変わります。

飛行機のアイコンに指型になるマウスカーソルを合わせると、その飛行機の便名がポップアップで小さく表示されます。そして、そのままクリックするとその飛行機が飛んできたルートの線が出て、ブラウザの左側に、便名・出発時間・到着予定時間・機種名・レジストレーション(機体番号)といったその飛行機の詳細情報や、現在飛んでいる高度・速度・現在位置の経度・緯度などまで表示され、まるで管制官になった気分を味わえます。

地図上に青と白の二重丸で示されているのは空港です。空港の位置をクリックすると、今度はその空港の現地時刻・気温・風向きと到着便・発着便の時刻表が表示されます。

飛行機の詳細が表示されていない状態の左側には各種機能があります。まず、検索ボックスでは、飛行機の便名を検索するとその便のフライト情報が表示され、空港の名前を検索するとその空港の場所まで地図が移動します。例えば「narita」と検索すると関東の地図が表示されるという感じです。

今旅行に行っているご家族やお友達が乗っている飛行機がどのへんにいるかも、その便名が分かれば調べることができるわけです。

検索ボックスの下の「Playback」では、最大1週間前まで遡って表示させることができます。「Settings」は表示情報の変更です。

「Filter」では様々な条件で絞り込み表示ができます。例えば「Callsign」は航空会社のいわば略称のようなもので、「ANA」で絞り込むと全日空の飛行機のみ表示させることができますし、「Airport」で空港を指定するとその空港の発着便のみの表示となります。

このサービスでさらに面白いのが「コックピットビュー」。Google Earthの機能を利用して、操縦席から見える(であろう)光景を3D表示します。

まず、地図上の任意の飛行機をクリックして、左側にある詳細情報の中の「3D」の部分をクリックします。すると、地図上に操縦席のようなメーターやボタン類とともに、3D映像が表示されます。Google Earthのプラグインをインストールしていない場合には、Google Earthをインストールするように促されます。

標準表示では正面からの映像ですが、3D映像部分をクリックすると、後部から見た後ろに過ぎ去っていく光景や、側面から見た横に流れる光景などに切り替えることもできます。

飛行機が傾くと映像も傾くので非常に臨場感があります。お勧めなのは空港に近づいている飛行機を見ること。空港に向けて大きく旋回したり、高度が下がっていく様子が楽しめます。

画像処理能力が低いパソコンだと少し画面が荒れますがそれでもなかなか楽しいです。

flightradar24は、特に飛行機が好きという人以外にも楽しめるサービスだと思います。ブラウザで表示するwebサイト以外にもスマホ・タブレット用アプリも利用できるので探してみてはいかがでしょうか?アプリ版だと、なんと空を飛んでいる飛行機(民間航空のものに限る)にスマホをかざせばその飛行機の情報が表示されるという機能もついています。

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