米国のアマゾンが目指す、日本のピザ屋さん並の配達とは

日本のアマゾンの「お急ぎ便」は、注文当日に商品が届くというものです。さらに、アメリカのアマゾンは「お急ぎ便」を超越したかのような、「Amazon Prime Air」という配達方法を計画中です。無人飛行機による配達サービスで、注文から30分以内の配送が可能。

日本では近所のピザ屋さんが30分以内に来てくれますが、もしこれが実現すれば、それを超えるサービスということになります。近所のピザ屋さんと同じで、配達できる距離は限られていますし、無人飛行機の性能上、重さ2kg以内という制限はありますが。

それでも商品の重さだけで考えると、アマゾンで扱っている商品の86%が「Amazon Prime Air」の対象となるのです。ただ、無人で飛行するものに2kg前後の荷物を載せ、それを大勢の人が住んでいる住宅地まで飛ばすのですから、飛行中の安全性などは疑問です。

それに「Amazon Prime Air」の実行には、空の安全性基準を管理している連邦航空局(FAA)による認可が必要です。アマゾンのことがなくても、FAAはもともと、2007年に「無人機の商用利用を禁ずる方針」としています。

今年6月には「Amazon Prime Air」を名指しこそしなかったものの、「無人飛行機を使った宅配サービスを禁ずる」という方針を明らかにしました。アマゾンは連邦航空局が定める予定のルールを遵守すると約束しており、公共の安全こそ最重要課題であると考えています。

また「FAAによる無人機の商用利用禁止は違法だ」との見方もあります。

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