JAL系LCCのジェットスター・ジャパン 目玉は「最低価格保証」

ジェットスター・ジャパンは、ANAに対抗してJALがオーストラリアのカンタス航空グループ、三菱商事と共同出資で設立したLCC。

JALはANAがしたようにLCCを子会社として経営するのではなく、独立した経営を行う会社としてスタートさせました。これには、過去ヨーロッパで、大手航空会社がLCCに参入して失敗したことを教訓として、ジェットスターのそれまでの経験を重視したものと思われます。

機材はエアバスA320をエコノミークラスのみの180席で運航します。全便が2013年3月より、日本航空(JAL)とのコードシェア便となりました。ただし、JAL便名は同社国際線との乗り継ぎ利用に限られます。

拠点となる空港は、成田、関西、中部です。今後は、国際線への就航も計画されており、韓国、中国、台湾などの近隣アジアへの航路が検討中です。

機内では飲食物が有料で販売されており、軽食や簡単な喫茶を楽しみたい人には助かります。機内誌があり、これは持ち帰り可能。機内に持ち込んだアルコール飲料の飲酒は禁じられていますが、客室乗務員から購入したものに限り飲酒可能です。

また、カンタス航空と日本航空のマイル加算対象になっています。運賃体系で目を引くのは、他社よりも安い運賃を提供する「最低価格保証」の適用です。

設立:2011年
日本就航:2012年7月
運用拠点:成田空港、関西国際空港など
就航路線:成田/札幌(新千歳)、福岡、那覇、関西、高松、大分、鹿
児島、。関西/札幌(新千歳)福岡、那覇。中部/札幌(新千歳)、福
岡、鹿児島。
使用機材:エアバスA320
ホームページ:http://www.jetstar.com/jp/

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