今でも健在!ファーストクラスの魅力とその豪華なサービス内容

その昔はアッパーデッキというと、ファーストクラスの席のほかに豪華なラウンジがあったりして、一般人には「近くて遠い」席で「一度は上がってみたい」と憧れの目で見ていたもの。しかし最近はビジネスクラスに開放されて、世界を股にかけてグローバルに活躍するビジネスマンのためのエグゼクティブな空間に変わつてきている模様。

さらに格安でビジネスクラスを利用できるチケットも登場し、ずいぶん庶民的になってきてはいますが、今でもファーストクラスでは、あの憧れの「アッパーデッキの豪華なサービス」が乗客のプライドと欲望を満足させているのも事実。

たとえば、英国航空のファーストクラスは「空の旅に最高のプライバシーと心からの安らぎを」と、それぞれの席がほかの席と隣り合うことのない、ユニークなレイアウトを採用。他の乗客に視かれたり邪魔されたりすることなく、まるで自室にいるような感覚のなかですごせるそう。

手足を伸ばしてくつろぐもよし、本を読んだりビデオを見たりするもよし、「ここにいると空の上にいることを忘れてしまいそう」とか。

シートはボタンひとつで長さ198センチの水平べッドに早変わり。ソフトな素材が使われているので寝心地は最高。クッションやブランケットも最高の素材を使った一級品。スリーパースーツも用意されていて、枕が変わると眠れないという人も安眠できそうです。

アメニティ・キットは、男性用と女性用別々のバッグに収められていて、バッグのなかには離陸時、飛行中、着陸時の3段階に合わせたお手入れができるようにセットされているとか。シートの足をのせる側に折り畳みのビジ夕ーズ・シートをセットすれば、ふたり一緒に食事をしたり、仕事の打ち合わせをしたりできるそう。

食事も決まった時間にコース料理を選ぶのではなく、好きな時間に好きな料理が食べられる完全なア・ラ・カルト。もちろん料理は本格派で、メニユーもそろっていて、日本に乗り入れている機には和食も用意されています。

テーブルウエアには家庭で使うサイズのものを世界で初めて採用し、家庭的で優雅な雰囲気の食事が楽しめるよう工夫しています。オーディオ、DVDのチャンネルは18チャンネルとバラエティ豊富で、貸し出しDVDソフトも45種類以上あるということです。

他の航空会社のファーストクラスも英国航空に負けないサービスを工夫しているため、一生に一度はアッパーデッキのファーストクラスで空の旅を楽しんでみたいものです。

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