夜空を楽しめる飛行機!?エアバスが空が見える豪華ビジネスジェットを発表

ビジネスジェットというと、大企業の社長やハリウッドスターなどが移動するために使う飛行機。

一般旅客機のように座席が並んではおらず、機内が広いリビングルームのようになっていて、そこらの賃貸アパートより広く、ハリウッド映画で見ることはあっても庶民にはまったく縁がない存在。

エアバス社は、新しいビジネスジェット「ACJ319neo」を発表したのですが、驚いたことにこの飛行機は天上から空が丸見え。

とは言え、ガラス張りというわけではなく、天井にディスプレイが貼り付けてあり、機体に取り付けられたカメラで撮影した空の様子をリアルタイムで映し出すというシステム。

さすがに1万メートルの上空を飛ぶ飛行機の天井をガラス張りにはできない上、水族館で使われているような強化アクリルガラス等であれば、強度的には大丈夫でも重くなってしまうでしょうね。

このビジネスジェット、エアバスとイタリアの自動車会社パガーニ・アウトモビリが共同開発したもの。

パガーニ・アウトモビリといえば、日本ではあまり馴染みがないですが、元ランボルギーニのデザイナーが作った会社。

ランボルギーニやフェラーリに似たスーパーカーを作っている会社。

売りとしては空が見える天井ディスプレイなのでしょう。

ただ、発表されている機内のレイアウトを見ると、床はフローリングで、ゆったりしたソファーが設えられているリビングスペース、燭台が置かれたテーブルのお食事スペースなどがあり、飛行機の中とは思えない豪華さで、庶民としてはそっちのほうが気になります。

こういう飛行機は、離着陸の時に座るためのシートベルト付き座席なども他にあるのでしょうか?そうでなければ、ソファーに座ったまま離着陸という訳にはいきませんよね?

一生乗る機会はありませんが、こんな飛行機に乗って天井に映る夜空などを眺めながら旅ができたら、楽しいでしょうね。

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