缶ビールと焼酎が無料!阿蘇くまもと空港の大人気ビジネスラウンジとは

今、阿蘇くまもと空港(益城町)のビジネスラウンジが大人気だそうです。

なにしろこのビジネスラウンジは「缶ビール1本と球磨焼酎」が無料。そう聞いては、空港に用事がなくても行きたくなってしまいます。

話題となっているのは、阿蘇くまもと空港のビジネスラウンジ(約110平方メートル、31席)。「くまもと未来国体」に合わせて、1999年7月、国内線ターミナル2階西側にオープンしたものです。航空会社が顧客向けに開設している専用ラウンジとは別になっています。

料金は1人2時間1080円で、一定クラス以上のクレジットカードを提示すれば無料となります。ソフトドリンクのほか、缶ビール(350ミリリットル)1本や3種類の球磨焼酎、袋菓子などのつまみが無料。

この「クレジットカードを提示すれば無料」が、大人気の秘密のようです。

会社側でも「提携するクレジット会社が年々増えていて、ラウンジの認知度が上がっています。景気の回復で企業活動が活発になり、出張が増えているのも理由かもしれません」と話しているそうです。

2013年の利用者は過去最高の約4万8千人、これは開設当初に比べて4倍近い人数とのこと。

あまりの人気に利用客を収容しきれない日もあり、運営会社の熊本空港ビルディングは、今秋からラウンジを2倍の広さに拡張する工事を行うことにしています。

利用者の数はリーマン・ショックがあった2008年、2009年にはやや落ち込みましたが、10年度以降は前年度比3~13%増と右肩上がり。国内線の乗客数に対する利用率も3%を超えています。

拡張計画では、現在ターミナル2階東側にある団体客の待合室を入れ替える予定です。改装費は約1億円を見込んでおり、10月着工し、15年2月ごろ完成する予定となっています。

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