快適な空の旅を支える地上の車たち

乗客が快適な空の旅が出来るのは乗務員だけでなく、地上にいる働く車のおかげでもあります。代表的なのがフードローダー車、クリーニングリフト車、ラバトリーサービス車、クリーニングマスト車です。これらの車を簡単に説明していきましょう。

・フードローダー車

カートに収納されている機内食や飲み物を機内に積み込むための車です。ボックス型のボディーが機体のドアまで上がり、カートを積み込んでいきます。使用した食器類などもカートに収納され、こちらはギャレーからフードローダー車へ積み込まれていきます。

・クリーニングリフト車

機内清掃員と清掃に必要な道具を乗せ、機内へ乗せる車です。機体後方からボックス型のボディーが機体のドアまで上がり、乗せます。清掃員はトイレや座席周辺、床など隅々まで掃除して雑誌や新聞などを補充します。

・ラバトリーサービス車

トイレの汚水が集められる車です。ホースを機体の汚水タンクに接続し、荷台のタンクに乗せていきます。タンクの汚水は、空港外の汚水処理施設に運ばれ処理します。処理後はトイレ用水として再利用されています。

・クリーニングマスト車

コクピットの窓や水平尾翼、垂直尾翼などを掃除するための車です。荷台に最大23m伸びる先端にバスケットが付いたブームがあります。バスケットに乗り清掃員が清掃をします。

これらの車のおかげで乗客は快適な空の旅が出来る訳です。飛行機に乗る際はこのような車を意識してみると、空の旅が楽しくなるでしょう。

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