飛行機に乗り地上施設を確認する「飛行捜査官」の仕事とは?

地上には、飛行機を安全に快適に飛ばすための設備が設置されています。無線通信システム、航空灯火などがあり、これらをまとめて、「航空保安施設」と言います。

航空保安施設を簡単に言うと、航空機の灯台。しかし、この設備が動いているか、はっきりと見ることができるかは、地上では判断できないので、実際に空を飛んでみて、地上にある設備が動いているかを確かめなければなりません。設備によって異なりますが、飛行機が飛ぶのに厳しい状態であっても安全であるかを確認する必要があるのです。

この仕事は「飛行検査官」が行っています。飛行検査官が調査するために乗る「飛行検査機」は国土交通省航空局のもので、責任重大。旅客機と同じルートを飛んで地上にある設備を確認していきます。

検査でチェックすることは、航空保安施設からくる無線電波の受信状態、航空灯火の見え方を計測機器を使って検査をします。これらを、最新の機材とデータで確認します。

もし、直すところがあれば、地上に指示をして直した後、直したところをチェックします。飛行検査は定期的、さらに、空港や滑走路が新設されたときにも行われます。

一つの検査には5~7人乗り、2~3人のパイロット、2人のデータ収集や解析を行う担当者、そして1~2人の整備士が乗り込みます。検査を行うタイミングは、民間機が離発着する合間で各地の空港から飛ぶことになります。

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