毎日「水没」する空港が、スコットランドにある!?

スコットランドの西部に「バラ島」という小さな島があります。面積は約59平方メートル。東京やロンドンの中心街くらいの広さです。

19世紀の昔、島の持ち主となった軍人が、ここでヒツジを飼いたいからと、島の住民をよそへ追い出したという、とんでもないエピソードを持つ島です。

この島には「パラ・エオリガーリー」という飛行場があり、スコットランド最大の都市グラスゴーと結ぶ定期便が就航しています。

この空港ならではの風景は、滑走路が海辺の砂浜であること。

世界中どこに行っても見ることができない、世界唯一の「砂浜空港」なのです。空港の滑走路は3本あるのですが、これがすべて砂浜です。満潮になると水没して、着陸も離陸も、なにもできなくなります。

日々の潮の干満によって、離着陸時間が決まるという空港なのです。

着陸可能な時間帯は吹流しを掲げて、それで判るようになっています。

休日で満潮の時間帯には、住民や観光客が、水没した滑走路で潮干狩りをしている風景を見ることができます。もちろん砂浜には滑走路灯が設置できませんから、夜の空港は真っ暗。離陸も着陸もできず、お休みとなります。

どうしても夜間に緊急着陸しなければならないときは、自動車のヘッドライトで滑走路を照らして、それを目印に旅客機が着陸するそうです。

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