いかなる時もインターフォンと無線には注意

パイロットが座席に着席するとまず、ヘッドセットを頭に装着します。パイロット同士なら隣にいるのでそのまま会話することが可能ですが、他のクルーや機外の整備士とはインターフォンで、空港の航空交通管制官とは無線を使って会話するしかありません。

ちなみにインターフォンや無線で呼び出しがあった場合、テイクオフ・ブリーフィング中であっても、呼び出しを優先します。そして呼び出した相手との通話が終われば、何事も無かったかのように、ブリーフィングは再開されます。このような状態は、目的地について、パイロットが座席から離れるまで続くのです。

インターフォンや無線の操作用に、音声制御用と周波数選択用のパネルが設置されています。受信は同時にいくつでもできるように設計されていますが、送信はどこか1か所しかできません。しかしいつ何が起こるかわかりませんので、パイロット同士は当然、航空管制官、クルー、そして会社との意思疎通は常にできるようにしておかなければなりません。

そこで送信用スイッチは複数用意されています。仮に不測の事態が起きて、酸素マスクを装着しなければならない時でも、マスク内にもマイクが内蔵されており、会話ができます。また酸素マスクのためにヘッドセットを外した場合でも、スピーカーを通して会話できるようになっているのです。

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