耳の穴に光を当てると時差ボケを解消できる?

中には一部、生まれ持った体質的に夜型の生活のほうが合っているという人も何割か存在するようですが、人間は基本的には昼行性動物なので、昼夜逆転する生活をすると体調を壊しやすくなります。

とはいえ、住む国によっては昼夜のリズムに合わせて生活するというわけもいかないこともあるらしく・・・。

北欧など極点に近い国は、夏は日が沈まない白夜に、冬は逆に日が昇らない極夜になります。

人間の体は朝に陽の光をあびることで体内のリズムをリセットしていますので、白夜の場合、夜の時間には部屋を暗くして睡眠し、朝の時間になったら光を浴びることでなんとかこのリズムを保つことができます。

ところが、極夜のときは、家庭用の照明ではなかなか体のリセット機能が働いてくれず、体内のリズムが狂って体調不良になる人も多いそう。そこで考えられたのが、体のリセット機能が働くほどの強い光を当てる「高照度光治療=ブライトライト・セラピー」です。

実は最近、この「ブライトライト・セラピー」には、いわゆる「時差ボケ」の治療にも効果があることがわかってきました。

「ブライトライト・セラピー」は、その性質上強い光を出す機材が必要でしたが、それを応用し、小型化に成功したのが「バルケー2」という携帯型の光治療補助装置。

「バルケー2」は一見したところ携帯用シリコン音楽プレイヤーとイヤホンといった感じ。しかし、カナル型イヤホンに見える部分が、光を照射する端末になっています。メーカーの説明によれば、イヤホン型照光端末を耳に入れて光を発すると、脳がその光を感じ取り、体内リズムをリセットするとのこと。

時差ボケで体調が思わしくないようなときには、この「バルケー2」で体をリセットすれば、時差ボケから抜け出すことができるのだとか。

ただ、複雑な構造を持つ耳の穴に光を当てたところで、その光が本当に脳に届くのか、耳の穴が光を感知できるのかについては疑問に思えるところです。

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