中国民間航空機市場。今後の拡大の見込みは?

中国で、第15回北京国際航空展覧会が開催されました。

この展覧会において、中国商用飛機有限責任公司は「中国民間航空機市場の予測レポート」を発表しています。これによれば、「今後20年の間に、中国の旅客機市場規模は4兆元近くに達する」との見通しです。

政策の後押しを受け、中国民間航空分野における「幹線用大型旅客機」と「支線用小型旅客機」の需要が、5300機以上となると推定したためです。

また、中国国内を運航する旅客機の総数が、2012年現在で1969機ですが、2032年までに6494機に増加する、と見込んでいます。

この数字だと、世界の旅客機の総数に占める、中国の旅客機の割合が、今の11%から17%に拡大することになります。

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