パイロットの年齢の上限引き上げが検討されている理由とは?

日本の航空業界では、LCCの参入などで利用者の増加が見込まれています。ですが、パイロットの養成は長い時間がかかるもので、必要な人員が追いついていません。最近はとくに、旅客機のパイロット不足が深刻化しています。ピーチ・アビエーションが、2014年の最初の頃に1300便を運休としたほか、バニラエアも、わずか一ヶ月のうちに、およそ150便が運休しました。

これらはすべて、パイロットの人員不足によるものです。

これを問題視した国土交通省の委員会は「パイロットの年齢の上限の引き上げを検討すべき」とする報告書をまとめました。健康管理などの安全対策を検討したうえで、早ければ来年度にも、引き上げを実施したい考えです。

パイロットの年齢の上限は、現在は64歳となっています。国内の航空会社で働く60歳以上のパイロットは、全体のおよそ8%です。

旅客機のパイロットの年齢の上限は、すでに平成8年に62歳、平成16年に64歳に引き上げられ、同時に身体検査の回数を増やすなど、安全対策が追加されています。

どこまで引き上げるかについては、今後の検討の課題です。

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