長時間のフライト中も快適に過ごす方法&シートに潜む危険とは

海外旅行では必ずお世話になるのが飛行機ですが、狭いシートで長い時間を過ごすのは退屈だし窮屈ですよね。しかし、それらをただ我慢する訳にはいきません。軽い肩こりや足のむくみ、命にかかわる危険まで、長時間のフライトでは様々なことが起こる可能性があります。

賢く予防をして、快適な旅を過ごしましょう。

1.エコノミークラス症候群

長時間同じ体勢で座り続けると、下半身の血の巡りが悪くなり深部静脈に血栓ができることがあります。これは、エコノミークラスに限らず、ビジネスやファーストクラスでも起こります。恐いのは、血栓が血管内を移動して肺などの血管を詰まらせてしまうことです。

最悪の場合、死亡してしまうことがあります。

死亡に至る例は極めて少ないですが、軽い症状の報告は非常に多いようです。

ここで、エコノミークラス症候群を防ぐためのアドバイスをご紹介。

まずは、ゆったりとした服装でリラックスしましょう。また、フライトソックスの活用もおススメ。飛行中はストレッチやマッサージを行い、血液の循環を良くしてください。水分をこまめに補給し、血液の凝固を防ぐことが大切です。アルコールを飲まれる方は、摂取量を少なめにすることを心掛けましょう。

2.腰や背中の痛み対策

機内などで座っている姿勢は、立っているときよりも背骨に約2倍の負担が掛かっています。また、長時間同じ姿勢を続けることで、首の骨が首関節炎にかかり易くなります。「首肩腰が凝った」程度でも、年齢によっては油断は禁物です。

これらの対策は、首に巻く旅行用枕が効果的。また最近では圧力が調整できる腰回りの小さな枕もあります。一番の解決策は機内を散歩したり、ストレッチをして体を動かすことです。

3.風邪

乾いた機内は普段よりも格段に風邪を引きやすくなります。地上と機内の風邪に罹るリスクは113倍とも言われています。一人あたりの空間の狭さ、乾燥している空気、十分ではない換気、そして長時間の飛行による疲労などが挙げられます。

また、不特定多数が使用するシートやリクライニング調整のノブ、オーディオシステムなどのコントローラー、そしてトイレ周りなどは雑菌が多いので、常に手は清潔にしましょう。

マスクの着用で粘膜の乾燥を防ぐことも忘れずに。

4.航空性中耳炎

離陸時や着陸時など、飛行中は気圧の変化で常に耳に大きな負担が掛かります。飛行機を降りて到着後も耳が痛くなったり、違和感があることがあります。

これは「航空性中耳炎」という症状。

普段は耳の奥の中耳と鼻の間にある器官が気圧の変化に対応しています。しかし、風邪や鼻詰まり、アレルギー症状があると調整ができなくなり、耳が痛くなります。赤ちゃんもまだうまく耳の気圧調整ができないため、泣き出すこともあります。

風邪や鼻詰まり、アレルギーなどの症状は出掛ける前に治しておきたいですね。機内でできる簡単な対策は、鼻をつまんで唾を飲み込むことや、あめ玉を舐めることなど。

専用の耳栓を使用することもおススメです。

到着後、痛みや違和感が続くようであれば早めに医師の診察を受けましょう。

5.心理的ストレス

空の旅では常に何かしらのストレスが体に掛かっています。飛行機の離着陸時や狭いシートで長時間過ごすことなど、飛行機に乗ることに不安感があり、ストレスホルモンが分泌されることがあります。

更に、血圧や血糖値が上がり、動悸や過呼吸になることも。ときには、乱気流など突然の大きな揺れがトラウマになってしまうこともあるそうです。

飛行中は精神的に普段とは大きく違う状況下にあるので、リラックスできるようにしっかり対策をしましょう。ただし、機内でサービスされるアルコールは飲みすぎない様に。

6.アレルギー

人によっては特定の物に対して、激しいアレルギー反応が出る場合があります。最悪の場合、アナフィラキシーショックという過敏性ショックに陥り死亡してしまうケースもあります。

機内ではおつまみで配られるナッツや、機内食の海老などがアレルギー源になり易いです。アレルギーを持っている人はこれらの対象物は避けますし、救急用のアナフィラキシー対策用注射薬を携行しています。

それでも、シートにこぼれた屑など隠れた細かいものに反応してしまう場合があります。もし周囲でその様な症状の人を見かけたら、キャビンアテンダントに報告するなどの対応をとるようにしましょう。

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